出版社内容情報
野菜、卵、ミルク、肉、魚、穀物……。
わたしたちの食卓は様々な食材に支えられています。
しかし、他の国々では、それらの食材がどんな料理になり、どのように食卓に並び、人々の暮らしの風景を作り出しているのか、案外知られていないものです。
本書では、世界の台所探検家として世界各地の数多くの家庭を訪れてきた著者が、食材と人との関わりという身近な視点から、その土地のくらしをつぶさに伝えます。
台所にある身近な食べものが、世界の未知なるくらしを知るきっかけとなるような一冊です。
内容説明
台所から世界の食の地平をのぞむ旅の軌跡。身近な食べものから知る未知なるくらし。20の食材でめぐる約30の国。お米は野菜でデザート?/ヨーグルトがカチカチに?
目次
1 多彩な野菜たちと出会う台所(じゃがいも;トマト ほか)
2 変幻自由な卵とミルク(卵;牛乳 ほか)
3 肉と魚の命をいただく(牛肉;豚肉 ほか)
4 穀物が支える毎日の食卓(米;小麦(パン) ほか)
5 笑顔が咲くおやつタイム(お米が甘いデザートに;パリパリとろりの特大チーズケーキ ほか)
著者等紹介
岡根谷実里[オカネヤミサト]
世界の台所探検家。1989年長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士修了後、クックパッド株式会社に勤務し、独立。世界各地の家庭の台所を訪れて一緒に料理をし、料理を通して見える暮らしや社会の様子を発信している。30以上の国と地域、170以上の家庭を訪問。講演、執筆、研究などを行う。京都芸術大学客員講師、立命館大学BKC社系研究機構客員協力研究員、大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)連携研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。