出版社内容情報
よくあるお困りの24ケースで、学校・将来・ルールについて話し合える親子関係へ
不登校中の子どもから「あのゲームがほしい」と言われたら?
1、「学校に行ってないからダメ」と却下する
2、「元気になってくれるなら」と買い与える
3、「ゲームは1日1時間」という条件付きで買う
実はぜんぶNG!
→ベストな答えはCASE5(P.86)へ
学校に行きたくない理由は、お子さんによってそれぞれあります。
友達とケンカをしてしまったのかもしれませんし、「学校の勉強についていけない」と感じているかもしれません。
いじめや人間関係に悩んでいるのかもしれませんし、「もっと親に話を聞いてもらいたい」、あるいは「家でずっとゲームをしたい」と思っているお子さんもいるでしょう。
ただ、どんな理由があっても、学校に行けない子どもの心は自己否定でいっぱいです。
そんな子どもの心を否定せず、かといって言いなりにもならない声がけをお伝えします。
不登校が始まったばかりの子どもから、心がたいぶ回復してきた頃の子ども、親とまったくコミュニケーションをとらなくなってしまった子どもなど、
「どのような状態の子ども」に「何という声がけ」をするのかも大切なポイントです。
「子どもが物を壊したり、自傷行為をするようになってしまった」(→CASE7)
「学校に行かなくてもいいから勉強はしてほしい」(→CASE10)
「子どもと進路について話したい」(→CASE18)
よくある困った24のシチュエーションにどう対応したらいいのかわかります。
過去に言ってしまった言葉をなかったことにすることはできません。
でも、親子関係をやり直すことはできます。
自身も不登校を経験し、現在はカウンセラーとして1万人以上の事例に携わった今野先生による
子どもを受容する声がけの本。
内容説明
不登校の子どもの心は自己否定でいっぱい。子どもを傷つけることなく、子どものわがままを認めることなく、自身の力で生きていけるようになってほしい。そんな親御さんのための声がけの本。
目次
序章 子どもと接するときに大切な“受容感”
第1章 不登校スタート期の声がけ
第2章 不登校本格期の声がけ
第3章 落ち着き期の声がけ
第4章 過去の清算期の声がけ
第5章 回復期の声がけ
第6章 子どもとこじれてしまったときの声がけ
著者等紹介
今野陽悦[コンノヨウエツ]
不登校・引きこもり専門カウンセラー。10代の頃に不登校や引きこもりを経験し、どうにかして現状を変えたいとカウンセリングを受講しながら、自身もカウンセリングや心理学を学ぶ。そこでさまざまな手法と出会い、多くの人の愛と助けで徐々に心の葛藤から解放される。引きこもり時代の自分と同じように悩んでいる人の力になりたいと、自身の経験を通じて、20歳の頃から不登校・引きこもりなど子どもの問題を専門としたカウンセラーとして活動を開始。無料メールマガジンを発行し、不登校・引きこもりの改善に向けての情報発信にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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