出版社内容情報
周りに合わせることがいいことだと教えられたのにできずに苦しんできたすべての人へ。
シリーズ第 3 弾! テーマは“ 同調圧力”
「気が進まない」けど「そうしなきゃ」と思わせる同調圧力の正体に気づき、「自分自身」を取りもどす!
「わたしたち友達でしょ」
「真面目か!」
「悪いところをみんなで教えてあげたの」
「そんなこと思うなんておかしいよ」
「世の中そういうものでしょ」
「もっとポジティブじゃないと」
学校や職場をはじめとするさまざまな場所で、「みんなしている」から「自分もする」という判断で行動している人は、めずらしくないでしょう。
そうしないと周囲から浮いてしまうかもしれないし、「空気が読めないやつだ」と思われて、仲間外れになるかもしれない。
でも本来、「みんなしている」と「自分もする」は、別のことのはずが、それらを結びつけて、「気が進まない」けど「そうしなければ」と思わせるもの、
それが「同調圧力」です。
そんな「空気」や「ノリ」を強要する言葉を24シーンの漫画にして、「生きづらさ」を考える社会学者が解説します。
自分で決めていいはずの態度を封じられないための考え方を、これからの人生のために、身に付けていきましょう。
内容説明
「生きづらさ」を考える社会学者が、目に見えない「空気」に飲みこまれないための考え方を伝授!「漠然とした排除の恐怖」「範囲のあいまいな『みんな』」「暗黙のルール」。「気が進まない」けど「そうしなきゃ」と思わせる同調圧力の正体に気づき、「自分自身」を取りもどす!
目次
第1章 親密さを利用する言葉
第2章 連帯責任を利用する言葉
第3章 親切を装った言葉
第4章 人格否定の言葉
第5章 集団の秩序を利用する言葉
第6章 裏切りと思わせる言葉
第7章 排除の恐怖をにおわせる言葉
第8章 「勝ち残ること」を強要する言葉
著者等紹介
貴戸理恵[キドリエ]
1978年生まれ。関西学院大学教授。専門は社会学、不登校の“その後”研究。アデレード大学アジア研究学部博士課程修了(PhD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
たかこ
けんとまん1007
藤月はな(灯れ松明の火)
とよぽん