出版社内容情報
無期懲役囚として一生を刑務所の中で生きることを決意。
日々を読書に費やし、月に100冊以上、これまで実に80000冊を超える本を読破、世の変遷を塀の中から見つめ、多くの著書もある著者が、これから社会に出ている若者たちに伝えたいこと、残したいことを、わかりやすい言葉と特殊な立場ならではの説得力で語っていく、生き方の指南書。
学ぶこと、働くこと、お金のこと、これからの日本のこと──
「今」から一生役に立つ、輝ける人生の送り方!
内容説明
学ぶこと、働くこと、お金のこと、これからの日本のこと―「今」から一生役に立つ、輝ける人生の送り方!80000冊以上の本を通して世の中と人間を見つめてきた無期懲役囚が、どうしても伝えたいこと。各章末にはテーマごとに厳選したおすすめの書を5冊ずつ紹介。
目次
第1章 なんで学ぶのか
第2章 なんで働くのか
第3章 なんで政治に参加するべきなのか
第4章 なんで本を読むべきなのか
第5章 なんでコミュニケーションが大切なのか
第6章 なんで生きるのか
第7章 なんでお金が必要なのか
第8章 これからの日本とあなたの未来について
著者等紹介
美達大和[ミタツヤマト]
1959年生まれ。無期懲役囚。刑期10年以上の受刑者が収容される「LB刑務所」に服役中(仮釈放は放棄)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん
3
この本はすごく良かったです。 美達さんの本に はずれはないですが、これは特にです。 読みやすく、何度も読み返したい本はでした。 とりあえず、1日時間をあけて 付箋をつけたところを読み返したいです。2023/08/05
anti_ager99
1
★★★★★ 多くの視点を持て。単に流されるな。時は金。自分の頭で考えろ。政治に参加しろ。読書しろ。若いからこそできることがある。散々言われた。でもそれらが具体的にどういうことなのか、言ってもらったことはなかった。その点こんな親切な本はない。でもきっと、意識も意欲も目標もなりたい自分もなかった当時読んでも響かなかっただろう。過去よりも未来の方が少なそうな年齢になった今、よく理解できる。そして半分、いや1/3くらい、そんな意識を持てている自分になっていることを知って少し自信を持てた、有難い一冊だった。2025/02/02
天使の奇跡
1
無期懲役囚の美達さんが、若者へ向けた本。時間を無駄にするな!懲役囚なら、説得力ありました! おすすめの本は、共感できる本がたくさんあって、読んでほしいです! 葉隠と執行さんの「生きる」です✨2022/04/01
WAKUWAKU
1
目の前の事に愚直に取り組む事、複眼的な眼で物事を捉え自分の頭で考えて安易な付和雷同しないこと。自分の内面にも目指すべき人格を考えること。唯一無二の経験をなされた美達さんから発せられる言葉は人の根底に関わる内容が大変多く、改めて小さな積み重ねた努力の大切さと内面を磨き魂を育てる事の大切さを認識しました。2021/04/10
JITSUMAI
0
多様性や複眼的思考、目の前のことに最善を尽くすことの大事さが参考になった。2021/06/08