内容説明
離婚、「母子」手帳、ママ友、性教育、児童虐待…女装小説家が、育児の現場で戸惑いや違和感と格闘しながらも自分らしく生きるために探し続ける、三人の「家族のかたち」。cakes連載の人気子育てエッセイが待望の書籍化!
目次
第1章 娘ふたりとの生活
第2章 シングルファーザーということ
第3章 育児と男親
第4章 シングルファーザーとママ友
第5章 なぜ女装をするのか
第6章 家族ってなに?これからの家族のかたち
著者等紹介
仙田学[センダマナブ]
1975年京都生まれの小説家。2002年に小説「中国の拷問」で第19回早稲田文学新人賞を受賞。文芸誌を中心に小説、エッセイ、書評などを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆかるりら
2
作家で幼い娘2人のシングルファーザーな著者は女装も趣味で・・・。タイトルから女装の事がたくさん書かれているのかなと思ったが、子育てに関する事が多数。最近ネットニュースで「母子手帳」という名称はおかしい、父親が排除されてるというのを見て「なんでもかんでも昔からある名称にケチつけんな!」って思ったクチだが、女性の妊娠と出産、赤ちゃんの事だけじゃなく、その後の予防接種などでも母子手帳が必要だと知り、基本的に接種の履歴などは母子手帳でしか管理されておらず苦労する著者の様子を読んで驚きました。あと著者の女装姿キレイ2021/08/10
朔日季
0
子供はあくまでも他人という考え方。自分とは違う人間ということかな。時にやり直しながら、自分の人生を送っているところが良かった。シングルママだとこうはいかないかも。2024/07/24
尾原道場
0
女装用の化粧の仕方とか、脱毛の話になるほどー2022/04/05
研修屋:城築学(きづきまなぶ)
0
2人の娘を育てるシングルファザーのエッセイです。そして著者は女装が趣味です。W図書館から。2021/02/04
つぶら屋
0
前半は難しい人なんだな、と思っていたけど、作者の育った環境があって納得。子供達を愛することが本当に染み込んでくる。途中「結愛へ」が出て来てそちらもサンプルで読んで結果2冊とも号泣した。2021/01/02
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