内容説明
発達障害で“問題児”だった本人だからわかる、子どもに寄りそう本当の支援の方法とは?具体的で明快な解決策を提案する。
目次
第1章 あだ名は「山ウンチ!」―学校一番の“問題児”が困難を乗り越えるまで(「こんな問題児見たことない」と言われた幼少期の私;「苦手なことを克服する」より「好きなこと、得意なことを伸ばす」;こんな私を受け入れてくれた大人や先生に感謝;大人の姿を見て子どもは育つ)
第2章 なぜできないのか?どうしたらできるようになるのか?(一番困っているのは「子どもたち本人」;各種検査を活用する;日本理化学工業株式会社という会社;叱るより褒めることの効果;「位置付け」「価値付け」「方向付け」という三つの褒め方;「手をかける」「目をかける」「気をくばる」という三段階の支援;できることからの出発;叱るときのポイントとは?;子どもたちに進んでやらせる方法)
第3章 学校との連携のあり方と具体的な支援のあり方(「言われてからやる」のが公務員;医師や心理の専門家の意見書を活用する;支援計画に記録や今後の目標を明記する必要性;「カレーライス理論」;専門性はなくても熱意のある先生はたくさんいる;子どもを指導すべきときと受け入れるときの使い分け;子どもたちに寄りそった指導の事例)
著者等紹介
山内康彦[ヤマウチヤスヒコ]
学校心理士・ガイダンスカウンセラー。岐阜大学教育学部卒業、岐阜大学大学院教育学研究科修了。岐阜大学大学院地域科学研究科修了。小中高・特別支援学校の専門職修士免許取得。専門は特別支援教育と体育。岐阜県の教員を20年務めた後、教育委員会で教育課長補佐となり、就学指導委員会と放課後子ども教室等を担当。その後、学校心理士やガイダンスカウンセラーの資格も取得。現在は一般社団法人障がい児成長支援協会の代表理事を務めながら、学会発表や全国での講演会活動を積極的に行っている。現場目線で、具体的な解決策を提案する講演会は各地で好評を得ている。元日本教育保健学会理事。株式会社サーバント取締役。明蓬館SNEC高等学校岐阜・可児(令和さくら高等学院)副学院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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