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出版社内容情報
ADHDやLDなど発達障害の子どもたちにとって、学校選択は大きな問題。保護者が考えるべき対応策を明快に説く。
内容説明
障害を家族が背負う社会から、できるだけ大勢の人の多様な支援と伴走により、本人と家族が自立していける社会へ。教育の最前線の現場から提言する。
目次
第1章 発達障害は特別なことではない
第2章 障害を持つ子どもを取り巻く教育の現状
第3章 不登校の陰に発達障害あり
第4章 インターネットを活用した授業の利点
第5章 「学びにくい」とは何なのか―発達の課題を持つ人の高校の選択肢
第6章 ヘルプサインとリクエストスキルの重要性
著者等紹介
日野公三[ヒノコウゾウ]
明蓬館高等学校校長兼SNEC総合センター長。1959年愛媛県生まれ。岡山大学法文学部卒業後、株式会社リクルート、神奈川県の第三セクター取締役などを経て、2000年東京インターハイスクール、2004年アットマーク国際高等学校を創立、理事長・校長に就任。2009年明蓬館高等学校を創立、理事長に就任。2012年校長に就任。2013年、SNEC(すねっく、スペシャルニーズ・エデュケーションセンター)を品川・御殿山に設立。高校段階では例のない、特別支援教育と才能開発センターとして注目を集め、全国主要都市にSNECを開設している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
17
積読本を消化。知り合いの本でもなく、どうして買ったのかが思い出せない。知り合いが知り合いの人の本をFBで紹介してたのかな?余に溢れる発達障害本で、特に目新しいことはなし。著者がプッシュしているSpecial Needs Education Centerとは、結局フリースクールなのかな?相談機能がメインなのかな?教育理念を繰り返し語るが実際的なことが何もわからない。お金があれば良い支援が受けられるのは昔からで、結局公教育でどこまでやれるかだなあ。2018/06/25
pettyori1
5
著者は発達障害の子の対応に特化したコース(SNEC)がある高校の校長先生のようです。 発達障害の本は大抵幼児〜小学生くらいの子を対象に書かれている事が多く、こちらは中高生が対象。 学校を立ち上げることになった経緯だとか、発達障害への理解と多種多様な困り事に対しての適切な指導だとかを、実経験を元に書かれていて知りたかった点も触れられているし共感できる部分もありました。進路の選択肢としてこういう学校が存在している事がわかり良かったです。娘も真剣に読んでました。2023/06/28
Ajiro Ryosuke
2
通信制高等学校の中で発達障害の子どもに特化した明蓬館高等学校。 明蓬館高校は発達障害を特徴として考えています。 子どもが学びづらいなら子どもが学びやすい環境を作ればいい。 子どもが選択する環境を作って信じて任す。 発達障害に特化した広域通信制は間違いなく必要な学びの場所だと思います。2019/12/18
Mituya Hasegawa
1
「発達障害」の子どもたちとの関わり方について大変分かりやすく記されていて、とても勉強になった一冊です。📖 2022/07/26
雨晒しのqb
1
高校って義務教育じゃないから、合理的配慮が求められないのは当然か。普通じゃなくても学びかたはある。といわれたようで安心。まずは、たくさんヘルプサインが出せる相手を探すこと2019/07/02