出版社内容情報
「こんな黒い飲み物が、日本で飲まれるはずがない!」そう言われたコーラを、日本人を幸せにする経営を貫き5兆円市場にした男の実像を描くノンフィクション。
内容説明
時は敗戦後の混乱期。清涼飲料の市場など、ないに等しいほど小さい日本では、コカ・コーラは日本人にとって、「おいしくない黒いジュース」としか映らなかった。しかしただ一人、鋭い先見力でその商品力、事業性、成長性、さらに雇用などの波及効果を見抜き、立ちはだかるいくつもの高い壁、圧力に挑み続けた男がいる。「日本におけるコカ・コーラ創業の父」と呼ばれる高梨仁三郎である。「怪物」ともいわれた高梨仁三郎が、ヒト、モノ、カネ、情報にどのように接してどう経営していたのか?ビジネスマン必読の一冊。
目次
第1章 どん底でコカ・コーラビジネスをつかむ
第2章 経営破綻、四面楚歌を切り抜ける
第3章 挑戦と先見力で成功へと導く
第4章 どのように人と接するか
第5章 戦略家仁三郎の巧妙な作戦
第6章 「みんなで幸せになろう」の実現
著者等紹介
市川覚峯[イチカワカクホウ]
1947年生まれ。産業能率大学研究員として大企業の指導を行い、(株)山城経営研究所に経営道フォーラムを創設し経営者教育を手がける。「日本人の美しい心の復興」という志を立て、高野山・比叡山・大峰山などで千二百日の荒行を重ね、下山後、日本的経営思想の復興・普及のために日本経営道協会を設立、2015年には日本が誇る企業家の思想を継承・発信するために一般社団法人企業家ミュージアムを設立し、代表理事として日々普及啓発の活動をしている
太田猛[オオタタケシ]
1948年生まれ。東京コカ・コーラボトリングに入社し、営業、企画開発などのプロジェクトを担当。その後、(株)エフブイ東京、ティー・アール・ベンディング・ネットワーク(株)、(株)ネオフレックス、アーバンベンディックスネットワーク(株)の社長を務め、その間に日本自動販売協会幹部も経験するなど、コカ・コーラと清涼飲料全体の拡販業務に携わる。その後、日本経営道協会、企業家ミュージアムの常務理事として理念経営の普及活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いちろく
スプリント
☆ツイテル☆
たにも
ブー太郎