出版社内容情報
本書は,ケアを提供する医療従事者がいかにバーンアウトせず持続的に質の高いケアを提供し続けることができるか,さまざまなトピックスと豊富な事例から考えた一冊です。医療従事者は,「燃え尽き」や道徳的な苦痛,共感疲労,代理受傷などから,どうすれば,心身を守り,レジリエンスを維持することができるのでしょうか。ワーク・ライフ・バランスのとれた職業人生を送るために,個々人のセルフケアだけでなく,いかにチームにおける心理的安全性を確保するのかを描いています。「働き方改革」が求められる時代のプロフェッショナルのために必須の医療従事者のウェルビーイングについての生きた知識が詰まっており,臨床現場での実践者はもとより,医学教育に携わる専門家,メンタルヘルスや支援者支援に携わる方々にぜひ手に取っていただきたい一冊となりました。
内容説明
本書は、ケアを提供する医療従事者がいかにバーンアウトせず持続的に質の高いケアを提供し続けることができるか、さまざまなトピックスと豊富な事例から考えた一冊です。医療従事者は、「燃え尽き」や道徳的な共感疲労、代理受傷などから、どうすれば、心身を守り、レジリエンスを維持することができるのでしょうか。ワーク・ライフ・バランスのとれた職業人生を送るために、個々人のセルフケアだけでなく、いかにチームにおける心理的安全性を確保するのかを描いています。「働き方改革」が求められる時代のプロフェッショナルのために必須の医療従事者のウェルビーイングについての生きた知識が詰まっており、臨床現場での実践者はもとより、医学教育に携わる専門家、メンタルヘルスや支援者支援に携わる方々にぜひ手に取っていただきたい一冊となりました。
目次
第1章 なぜレジリエンスか?なぜ今なのか?
第2章 医療分野で働くことの感情面への影響
第3章 レジリエンスと認知的パフォーマンス
第4章 セルフケアの実践
第5章 レジリエンスとウェルビーイングの生理学
第6章 知的な優しさ(Intelligent Kindness)―レジリエンスに関するシステマティックな視点
第7章 医療チームにおける優しさ
第8章 組織の優しさ
第9章 実践の中でのレジリエンス
第10章 レジリエンス、知的な優しさ、思いやりは本当に教えられるものなのか?
著者等紹介
宮田靖志[ミヤタヤスシ]
愛知医科大学医学部地域総合診療医学寄附講座教授。1963年愛媛県生まれ。2016年愛知医科大学医学部医学教育センター教授、11月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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