内容説明
私たちの日常は、社会の動きや経済状態だけではなく、からだの調子やこころの浮き沈みによっても左右されます。そうした中で、人は、元気になろうとしたり、ストレスを解消しようとしたりして、心理的な危機を脱しようとしますが、うまく行ったり行かなかったり…。この本は、カウンセリングやセラピーなどの臨床心理的支援によって多くのクライエントをケアしてきた6人によってつづられた「こころを晴らす」方法や考え方をまとめたものです。ストレスマネジメントに代表される心理学的な技法の応用だけではなく、ものの見方の変更や内的世界への気づき、人生を見据えることも、その方法の一つ。さまざまな視点からまとめられた55のヒントのなかに、読者の皆さんにもきっと合うヒントが見つかるかもしれません。
目次
二人の関係・家族の関係
仕事のヒント
人生の彩り・趣味の輝き
自分の常識を変える
子育てと親育て
やばいとき
からだの具合
リラックスのために
日々の生活のヒント
人と人との関係
老い・死・終
著者等紹介
竹田伸也[タケダシンヤ]
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻准教授
岩宮恵子[イワミヤケイコ]
島根大学人間科学部心理学コース教授
金子周平[カネコシュウヘイ]
九州大学教育学部准教授
竹森元彦[タケモリモトヒコ]
香川大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻教授
久持修[ヒサモチオサム]
やまき心理臨床オフィス代表
進藤貴子[シンドウタカコ]
川崎医療福祉大学医療福祉学部臨床心理学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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