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内容説明
『変光星』『平行線』の次に待っていた、“冒険”の先に見たものは…支援を求めたら支援者がモンスターになったり、一躍脚光を浴びたり、幻覚や妄想に悩まされたり、ひきこもってみたり。森口さんの人生は続く。
目次
1 モンスター支援者
2 ディスコミュニケーション
3 転機、そして試練
4 独りで生きる
著者等紹介
森口奈緒美[モリグチナオミ]
1963年福岡市生まれ。自閉症当事者。不登校経験者。12歳(中1)から30歳まで、いじめ問題、学校・教育問題について、当事者の立場からメディアや関係者たちに向けて投書し続ける。1996年に、自閉症者による単著としては日本初の、自閉症当事者による本格的な手記『変光星―ある自閉症者の少女期の回想』を発表。2002年にはその続編である『平行線―ある自閉症者の青年期の回想』をリリース。両著は今日に続くロングセラーになる。現在(2020)は高齢ひきこもりの当事者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsuko
14
著者にとって3作目の手記。幼少期から中学卒業までを綴った1冊目を読了、「どうかその後お元気で活躍されていますように」と感想に書いたが、20代~30代の森口さんがこんなに苦労されていたとは・・・。閉じこもりの自閉症者のサポートのため関わる団体がひどすぎるのか、申し訳ないがご本人の障害による捉え方の問題なのか・・。支援者の立場として読んでいて苦しかった。2023/06/25
いつか
1
自閉症当事者の方の本。 作者も断りを入れているが、あくまで当事者目線での話なので、真実はどうなのか分からない。 自閉症の方の感覚で物事を捉えているから、健常の私とは随分違うだろうし。 ただ、時代も今よりだいぶ前なので、支援といってもこういう感じだったんだろうなと想像はつく。 世の中が、少しずつ変わっていくといい。2020/08/20