内容説明
心理統計学に関する理論を理解し、実際にデータ分析をする技法をマスターすることは、公認心理師に必要な知識であり、スキルです。本書は統計の考え方を丁寧に説明し、具体的なデータ分析の方法とその結果の解釈に親しむことを目的とした最良の教科書です。
目次
データ・変数・尺度水準
1つの変数の記述統計―データの記述
2つの変数の記述統計―相関と回帰
統計的推測の基礎
クロス集計表の検定
2群の平均値差の検定
複数の群の平均値差の検定―実験計画と分散分析
重回帰分析と階層線形モデル
因子分析
共分散構造分析
そのほかの多変量解析
ノンパラメトリック検定
テスト得点の分析―古典的テスト理論と項目反応理論
効果量と信頼区間、メタ分析
ベイズ統計学
著者等紹介
繁桝算男[シゲマスカズオ]
1946年生まれ。東京大学名誉教授、慶應義塾大学訪問教授。1974年、アイオワ大学大学院修了(Ph.D.)
山田剛史[ヤマダツヨシ]
1970年生まれ。岡山大学大学院教育学研究科教授。2001年、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学
野島一彦[ノジマカズヒコ]
1947年生まれ。跡見学園女子大学教授、九州大学名誉教授、臨床心理士。1975年、九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学。1998年、博士(教育心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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