出版社内容情報
半田 一郎[ハンダ イチロウ]
目次
第1章 日常の学校場面で(先生に言いつけにくる子どもへの支援;担任の指示にまったく従わない子どもへの支援 ほか)
第2章 不登校・いじめへの支援(家族のサポートが乏しい不登校の子どもへの支援;いじめ被害の訴えへの支援 ほか)
第3章 心に課題を抱える子どもへの支援(自殺のほのめかしがあったときの支援;被害妄想的な訴えへの支援 ほか)
第4章 保護者との連携場面で(保護者からのクレームへの対応;保護者との関係づくりからの支援 ほか)
第5章 10秒・30秒・3分カウンセリングを支える考え方や理論(すべてのかかわり方に共通している考え方;いくつかの事例に関係している考え方)
著者等紹介
半田一郎[ハンダイチロウ]
茨城県公立学校スクールカウンセラー。聖徳大学兼任講師。日本学校心理学会常任理事。臨床心理士。学校心理士スーパーバイザー。1969年、高知県生まれ。1995年より現在までスクールカウンセラーとして51校の小中高校で活動してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴーたん
3
生徒に予想もしていなかった一言を言われた時、どんな風に返していますか? 私はその場でタジタジしてしまい、気の利いた一言も言えないことがしばしば。 この本では、教室や廊下など、日常の様々な場面で10秒、30秒、3分という短い時間でできるカウンセリングを具体的な場面ごとに教えてくれます。 例えば自殺のほのめかしやリストカットへの支援など、こんな考え方を元に子ども達に声かけをすると良いのだと目からウロコでした。パターン学習ではなく、効果的な考え方を知っておいて損はないです。2019/03/15
okaching
2
中々良い本だった。「こういう子いる」という子ばかりが例に出ており声かけの仕方も現実的で即使えそうなものばかり。面白かった。2019/10/07
田中彰英
1
目次をパラパラ目通しただけでも気付きがある。保護者に10秒カウンセリング、できたことを伝える、など。2023/09/10
文麿
1
なかなか面白い。実際に使うとなると、使いどころの難しい言葉もあるが、「なるほど」と納得いくものが多い。他人の見方が変わる……かも知れない本。2019/07/06