感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小又夢咲
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幕末の荒波に翻弄された鳥取藩と松江藩。徳川家と縁の深い両藩がなぜ正反対の道を歩むことになったのか。本書は「山陰最後の殿様」である池田慶徳と松平定安の苦悩と決断を鮮明に描き出している。血縁と忠義、そして時代の潮流に板挟みになりながらも、領民と家名を懸命に守ろうとした二人の姿に胸が熱くなる。新政府軍への対応や藩内の混乱など、これまであまり語られてこなかった両藩の苦闘が丁寧に綴られている。歴史の勝者・敗者という単純な図式では測れない彼らなりの「義」があったことを知る。山陰に住む人、あるいは幕末ファン必読の内容。2025/12/21
youG
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★★★★郷土の近世史。参考になった。2021/08/17




