内容説明
世界を生き抜くオーストラリア・モデルが日本の失われた30年を取り戻す!
目次
プロローグ 日本がオーストラリアから学ぶべき7つの理由
1 政治―国民の意思が色濃く反映
2 経済―28年続く右肩上がりの経済成長
3 医療―コロナも収束させた医療先進国
4 教育―「学び」にお金と時間を惜しまない
5 メディア―報道にジャーナリズムが浸透
6 ウェルビーイング―仕事も家庭も充実した幸せな人生
7 SDGs―自然と共存する環境保全先進国
エピローグ オーストラリアが世界の中心になる日
著者等紹介
飯島浩樹[イイジマヒロキ]
TBSシドニー通信員、豪外国人記者協会前会長、オーストラリア学会員。青山学院大学在学中に米国ロサンゼルスに留学し、帰国後、キー局の報道番組でディレクターとなる。豪ウーロンゴン大学院に留学した後、オーストラリア人女性と結婚。1999年、TBSのシドニー五輪支局の代表になる。2017年、日本人で初めて豪外国人記者協会会長に就任。日・豪・中合作の映画『セーブ・ザ・リーフ~行動する時 SAVE The Reef~Act Now!~』をプロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamami
46
・中国に一歩もひるまない対外交渉力、・世界最高レベルの時給、・コロナも収束させた医療先進国、多文化を尊重したグローバル教育等、目次や小見出しに著者の見解が端的に示され、大変分かり易い。冒頭と末尾に十年後の日本と豪州に関わる近未来図が描かれ、両国が政治・経済上の結びつきを強めることが、日本が世界で生き延びることに繋がると著者は言う。著者の見解に?を呈したい部分もないではないが、停滞する日本の現状をしっかりと見つめ、著者の様々な提案を素直に受け止め、まずはできることから始めるのが大切なことではないだろうか。2022/10/04