目次
序論
第1章 在地修験の形成と法印様―葉山末派を例として(慈恩寺から金剛日寺へ―近世初期における村山葉山の修験集団をめぐって;葉山修験再考―近世期に展開したる「葉山末派」について;葉山縁起追考―失われた山岳霊場の空間復元に関する試み)
第2章 山岳信仰と在地修験―法印様の周縁(蔵王連峰の信仰と修験―山形県村山地域の登拝口別当について;御祈祷帳にみる羽州八聖山の信仰―祈祷所大瀧家を中心として;葉山参詣の民俗誌―明治末期における信仰圏の分析を基軸として)
第3章 法印様の民俗誌―旧修験系宗教者の現在(ある法印様と現代―里修験のそれから;僧となった法印様の三類型―調査研究ノートより;法印様と死者供養―山形県上山市清光院の神葬信徒について)
結語
著者等紹介
関口健[セキグチタケシ]
昭和43年(1968)、福島県二本松市生れ。平成4年(1992)、東北福祉大学社会福祉学部卒業。平成10年(1998)、武蔵大学大学院人文科学研究科修了。平成27年(2015)、岩手大学大学院連合農学研究科博士課程後期修了。博士(学術)。岩手大学大学院連合農学研究科研究員(平成29年9月迄)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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