著者等紹介
塚本やすし[ツカモトヤスシ]
東京都出身。絵本作家。公益社団法人日本文藝家協会会員。『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞のびばからす賞、『やきざかなののろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・第9回ようちえん絵本大賞。『戦争と平和を見つめる絵本わたしの「やめて」』(自由と平和のための京大有志の会・文/朝日新聞出版)で第7回ようちえん絵本大賞など、受賞多数。毎年、日本全国の図書館やイベント会場、書店等で読み聞かせやライブペインティングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
絵本と児童書が多い本棚
感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
34
アンガーマネジメントの絵本。怒る感情も時には大事だけど、感情任せに怒ったり、怒り過ぎはいけない。コントロールが必要。私も反省する事が多いなぁ。2023/04/15
ヒラP@ehon.gohon
21
「アンガーマネジメント」という仰々しいサブタイトルがついた絵本です。 何だかこのための職場研修があったり、このための組織があったりと、現実的には怒りの連鎖がパワハラにも、虐待にもおよぶことの恐ろしさを、簡易に説明した絵本と言うことでしょう。 誰かに感情を爆発させることは、決して良い結果にはなりません。 冷静さを取り戻した時に、優しい気持ちと後悔が生まれます。 でも、怒りの爆発を受けた相手の気持ちはどうでしょうか。 この絵本では、家族という共同体が維持されて終わります。 2022/06/14
ヒラP@ehon.gohon
10
【再読】大人のための絵本2022/06/18
遠い日
7
怒りの発露とその連鎖。案外怒りというものは、他に影響を及ぼしやすいものだと気づく。アンガーマネジメントは昨今よくいわれること。セフルケアで自分で怒りを収める方法を述べる本もあるけれど、本書では家族という社会の中で、心配や思いやりを通じて怒りを確認します。そして、怒るという行為が及ぼす波紋を知った男の子が自省するまでを描ききります。なかなかこんなふうにすんなりとはいかないかもしれませんが、怒った自分を客観視する経験は大切なものだと感じました。2022/06/17
こんぶ
4
自分が子ども達に怒るとおこることを考えさせられたー(;>_<;) クロの寝顔をみてすこし優しい気持ちになりました。 そうだよね。そこ大事だよね。 自分は子ども達の寝顔をみて猛省します。2022/07/31