内容説明
日本人には、祖先たちがたえまなくつたえてきたかけがえのない伝統があります―すべてのものとひとつになって生活しようという共生という生き方、神さまや祖先のおかげで生かされているというかんしゃの心、周りの人や国のことを考えることが、結局は自分の幸せにつながるという考え方などです。
目次
高天原の神さま
天のめぐみと地のめぐみ
水のふしぎなはたらき
自然にめぐまれた国
自然の声を聞いてみよう
なら公園に、すむシカは、どうして、おうだんほどうを、わたるのかな?
鎮守の森
人間の五感
おはらい
おまつり
太鼓の鼓動
ケンカしない祖先たち
神さま ご祖先にかんしゃしよう
食料の保存
みとめる
かんしゃとはんしゃ
それぞれの国の命
著者等紹介
葉室頼昭[ハムロヨリアキ]
昭和2年東京に生まれる。昭和28年学習院初・中・高等科をへて、大阪大学医学部卒業。昭和30年大阪大学医学部助手。昭和33年医学博士。昭和38年大阪市大野外科病院長。昭和43年葉室形成外科病院を開業。昭和57年大阪国学院通信教育部入学。平成3年神職階位・明階を取得。平成4年枚岡神社宮司。平成6年春日大社宮司。平成11年階位・浄階、神職身分1級を授けられる。平成21年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。