内容説明
中央線には様々な顔がある。東京から高尾への通勤電車、新宿から松本、甲府への特急電車が思い浮かぶが、名古屋側もまた別の顔があり長野までの特急電車がある。本書は蒸気機関車時代から90年代までのディーゼル急行、電車急行、電車特急さらに通勤電車の変遷を紹介している。この半世紀の移り変わりを本書で楽しく回想していただければ幸いである。(巻頭言より)。
目次
1章 東京~高尾
2章 相模湖~甲府
3章 竜王~松本(塩尻~松本は篠ノ井線)
4章 大糸線(松本~南小谷)
著者等紹介
山田亮[ヤマダアキラ]
1953(昭和28)年生、慶応義塾大学法学部卒、慶応義塾大学鉄道研究会OB、鉄研三田会会員、元地方公務員。鉄道研究家で特に鉄道と社会の関わりに関心を持つ。2001年、三岐鉄道(三重県)70周年記念コンクール「ルポ(訪問記)部門」で最優秀賞を受賞。現在、日本国内および海外の鉄道乗り歩きを行う一方で、「鉄道ピクトリアル」などの鉄道情報誌に鉄道史や列車運転史の研究成果を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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