出版社内容情報
岐阜県の各路線の歴史トリビアをはじめ、貴重な秘蔵写真、懐かしい昭和中期から平成にかけての写真など、盛りだくさんの内容を収録。岐阜県に鉄道が開通して130年。その後、全国的にも有数な鉄道高密度エリアへと発展し、JR・私鉄とも魅力的な車両が駆け抜けています。
本書には各路線の歴史トリビアをはじめ、往年の貴重な秘蔵写真、懐かしい昭和中期から平成にかけての写真など、盛りだくさんの内容を収録してあり、お楽しみいただくことができます
清水 武[シミズ タケシ]
著・文・その他
目次
1章 国鉄・JR(東海道新幹線;東海道本線 ほか)
2章 私鉄(名古屋鉄道 名古屋本線;名古屋鉄道 各務原線 ほか)
3章 消えた路線(岩村電気軌道;名古屋鉄道 岐阜市内線 ほか)
4章 第三セクター鉄道(樽見鉄道 樽見線;長良川鉄道 越美南線 ほか)
著者等紹介
清水武[シミズタケシ]
1940(昭和15)年6月、岐阜県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。在学中は鉄道研究会に所属し、『電車ガイドブック』(誠文堂新光社刊)の編集に参加。卒業後、名古屋鉄道に入社、運転関係の仕事に従事。退社後は鉄道誌への寄稿を続ける。鉄道友の会、鉄研三田会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
2
岐阜県の鉄道は名古屋圏と一緒くたにされ、岐阜県単独で特集されることはあまりない。とりわけ国鉄/JRと名鉄ならなおさらだ。国鉄/JR・名鉄はじめ、近鉄養老線(現養老鉄道)・第三セクター各社をはじめ、廃止された路線も各線収載。岐阜県は愛知県以上に壮絶な車社会で、また過疎化も愛知県の比ではなく、想像以上に多くの路線が廃止されてしまっている。岐阜県でも、過度な車依存からの脱却が求められるが、岐阜市への一極集中と岐阜市以外へのアクセスの不便化・行政や警察の公共交通機関冷遇を再考しなければならないだろう。2018/01/26