出版社内容情報
父と子、母との葛藤、故郷の人々…俳優笹野高史、沖縄の女との出会いと別れを詩情豊かに綴る自伝的記録!「私は十八で島を出てから東京、パリ、東京、そして再び淡路島へ帰ってきた…。」父と子、母との葛藤、故郷の人々…俳優笹野高史、沖縄の女との出会いと別れを詩情豊かに綴る自伝的記録!
第一章 黄金時代――父の死とホトトギス
第二章 淡路島――子供の四季暦
第三章 ぶとう酒色の海――「幸福は心に長く留まらない」
第四章 恋愛論――蝉時雨と前衛としての芭蕉
第五章 父と子――海のような日常と父の虚無
第六章 反抗期――「無より悲しみのほうがいい」
第七章 素朴さと軽やかさと――首里の娘
第八章 「ユリシーズ」――政治の季節に何を見たか
第九章 「マタイ受難曲」――クラシックとパウル・クレイ
第十章 明るい部屋――レスボス島の女と小さな男
第十一章 シュールレアリスム――安部公房と三島由紀夫
第十二章 美しい嘘――音楽の音と芝居
菅 耕一郎[カン コウイチロウ]
1949年淡路島生まれ。1972年早稲田大学第二文学部卒。 ≪著書≫ 詩集:「偽詩人」詩集「偽詩人?」「左手で書かれた詩集」散文詩「善と悪の闘い」「きげきてきな夏」 写真集:「陽気な骨」写真集「菅氏の喜び」(いずれも彩流社)
内容説明
「私は十八で島を出てから東京、パリ、東京、そして再び淡路島へ帰ってきた…。」父と子、母との葛藤、故郷の人々…俳優笹野高史、沖縄の女との出会いと別れを詩情豊かに綴る自伝的記録!
目次
黄金時代
淡路島
ぶどう酒色の海
恋愛論
父と子
反抗期
素朴さと軽やかさと
「ユリシーズ」
「マタイ受難曲」
明るい部屋
シュールレアリスム
美しい嘘
著者等紹介
菅耕一郎[カンコウイチロウ]
1949年淡路島生まれ。1972年早稲田大学第二文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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