内容説明
「考える力」を継続する習慣。心の底から自分の夢を信じ実現させる。
目次
1 こんな知的刺激が後々まで「ものを言う」
2 「師」に何を学ぶか、「ライバル」とどう磨き合うか
3 「考える力」が必然的につく読書法
4 知的生活の「環境」をどうつくるか
5 よく生きるために不可欠な「運」の呼び込み方
6 着実に“成果を上げている人”の時間活用術
7 情報を生かす人、情報を生かせない人
8 頭脳鍛練の基本―記憶力・発想力を育てる
9 自分の夢と現実をイコールで結ぶ生き方
10 測れる知力と測れない知力について
11 知的生活と経済基盤―目先の煙に巻かれない生き方
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年10月15日、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.Phil.h.c(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。1976年第24回エッセイストクラブ賞受賞。1985年第1回正論大賞受賞。2017年4月17日逝去。享年86(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamami
46
久しぶりに刊行された渡部昇一先生の本。知的生活という言葉は、今でこそ普通名詞となっているが、もとは1976年に出版された先生の著書『知的生活の方法』による。「知的生活とは、頭の回転を活発にし、オリジナルな発想を楽しむ生活である」という惹句が当時の私を虜にした。以来四十数年、先生の数々の著作から多くを教えられた。結果の多寡については何も言うまい。そういう生活を楽しませてもらったという点で、先生には感謝しかない。本書は以前刊行された著作を復刊したもの。先生が本書を著された年齢を超えた今、改めて自分を振り返る。2023/08/30