内容説明
なぜ、かくも日本人の「芯」がここまでひ弱になったのか。精神の豊かさを問い直す至高の「幸福論」。
目次
第1章 人間の芯とは何か
第2章 かくも「芯」がひ弱になった
第3章 人間の使命は「他者を思いやる心」
第4章 自分の人生はできるだけ軽く
第5章 絶望と希望の荒野
第6章 「運」の半分は神の意志
第7章 人生はなるようになる
第8章 そして最終章の風景
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京生まれ。作家。聖心女子大学文学部英文科卒業。『遠来の客たち』(筑摩書房)が芥川賞候補となり、文壇にデビューする。1979年ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。2003年に文化功労者。1972年から2012年まで、海外邦人宣教者活動援助後援会代表。1995年から2005年まで、日本財団会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
25
人間の芯とは生き方の礎となる「哲学」と「美」。二度死にかけたことがあるそうだ。一度目は母親の自殺に道連れにされそうになったこと。二度目は戦争時の東京大空襲の時。死を覚悟した人は強くなると思う。本文中、心に残ったのは、・人間、苦しいことがあると、人間が上等になる。・無いものを数えずに、あるものを数える。・「何事が起きてもしょうがないのが人生。・努力75%、運25%。「他人は自分を理解してくれない」と覚悟して生きる。・恨みや悪意は「忘れる」のがいい。・幸不幸は自分の性格から出ている。2022/03/01
peace land
3
曽野さんの本をずっと読んできた。 反発する人も多いけれど、私はずっと共感しかない。2020/02/21
たなぼう
1
曽野さんの考え方にとても共感できる。2020/02/01
かーご
0
共感する事が多い本。 強めの表現に違和感もあるが、読み進むにつれて共感し、自分もそうしよう!と思える事が多々あった。2025/01/12
しー
0
子育て中の今この本を読めてよかった! キリスト教の教えがところどころにあるので、 深く理解できない部分もあったけれど 多くが納得できる、共感できるもので、素敵な考え方だなぁと。 人は人と出会うために生まれてきた。 まさにその通りだと思います。 家族、友人、人と自分を大切に生きていく。 2024/08/13
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