内容説明
がんで逝った妻との約束。それは妻とつながる一本の絆だった。東京・池袋の小さなパン屋の物語―。NHK「にっぽん紀行」放送で話題!
目次
序章 もくれんカフェ
第1章 こんがりパンや
第2章 和子がいた日々
第3章 和子の旅立ち
第4章 ひとりぼっち
第5章 あさやけベーカリーと子ども食堂
第6章 和子、再び―
著者等紹介
山田和夫[ヤマダカズオ]
1948年7月9日東京都生まれ。大学卒業後、玩具店「原宿キディランド」に入社。1974年10月10日小島和子(旧姓)と結婚。1975年スポーツ玩具製造会社を設立。1978年日本けん玉協会認定けん玉「さくら」を発売して大ヒットさせる。2008年の退職まで玩具製造一筋。2009年8月24日妻和子、すい臓がんのため逝去。2011年「池袋あさやけベーカリー」を立ち上げ、店主としてホームレス支援を。また、2013年には「要町あさやけ子ども食堂」を立ち上げ、店主として子ども支援を(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんこ
52
感想が消えてしまったので再書き込みです。池袋の専業主婦だった和子さんが、子供の保護者会の仲間と始めた拘りパン屋さん。 採算度外視で、材料や製法に拘りぬいたパンです。 ご近所だったら買いに行ったでしょう。 ささやかに営業していたところ、テレビなどの取材が続き、少しずつ規模が大きくなって採算も取れるようになった頃の和子さんの膵臓癌。 残念だったでしょう。 亡くなられた後に、社会奉仕としてのパン焼き、子供食堂を始められたご主人の和夫さん。 生き甲斐というものを考えさせられました。2016/01/22
milk tea
24
病名がわかった4ヶ月後に奥さんが亡くなった。賑やかだった家にひとり残されたご主人。寂しさから救い出してくれたのは、生前に託された一枚のレシピだった。そこから再び人と繋がり、パンの種類も増え、ベーカリーだけでなく子供食堂まで作ることができた。必要とされ、頼られることが生きていく原動力となる。人は、ひとりでは生きていけないんだね。心温まる本当にあったお話。2017/02/28
そり
16
妻を癌でなくした、おそらく普通の男の人が、妻との思い出を普通の文章で綴っている。▼ときおり、和夫さんの肩に頭を乗せる妻の和子さんの写真がある。齢は五十を過ぎたころの写真だ。こうあれたら人生はどんなにいいだろうか。理想の写真だ。和子さんは喜びを求め、動く人だった。心に残ったところは他にもある。退院した夜、和子さんが手を繋ぐこと願ったところ。夜の部屋は心細さがある。心からの願いを理解すると、自分以外の生というものを生々しく感じた気がした。▼普通の文章だからか親しみを感じていた。普通の思い出、かけがえのない。2017/10/11
りんりん
10
24時間テレビに出ていた子ども食堂について知りたくて手に取った。奥さんもすごい人だと思うけど、それをさらに続け、広げていった山田さんもすごいと思う。いつか、自分もこういう境地になれるだろうか2018/09/09
ぱんだ705(♡˙︶˙♡)
6
人とのつながり。亡くなった奥さんとの絆。2016/01/11




