出版社内容情報
GDPが増えればほんとうに幸せになれるのか?
経済学が見落としてきたものとは?
「働かざる者、食うべからず」、「豊かな生産と消費を達成すれば誰もが得をする」――
アダム・スミス以来、私たちを支配してきた価値観。
経済成長を追求し、市場経済を駆動させるだけでは見えてこない、ほんとうに求められていること=「必要」に注目をし、経済思想史を捉えなおす。成長なき時代の豊かさを考えるための必読書!
【本書の主な内容】
●「働かざる者、食うべからず」という価値観
●通常の経済学には「必要」という言葉は出てこない
●お金の価値を疑う都留重人「制度派経済学」
●経済学を切り拓いたスミスの二つの著作
●マルクスが描いた理想と資本主義の現実
●J・S・ミルの「漸進主義」
●マーシャルが重視した「組織」への投資
●市場が与える評価は正しいのか――ケインズ
●福祉国家体制の躓きの石
●カール・ポランニーが見た地域コミュニティの破壊
●構造的不正義を是正するために
●市場経済とは異なるしくみ
●単一中心的思考と多中心的思考
【目次】



