内容説明
いま広島に欠けているものは、「勝利をつかむ執念だ」“24年ぶりの優勝”の期待を背負った緒方カープに赤ヘル軍団のLEGEND鉄人が説く「底力を継続する習慣!」
目次
第1章 赤ヘル軍団、激走せよ!
第2章 底力を継続させる習慣!
第3章 勝利をつかむ執念!
第4章 壁を突き破る訓練
第5章 失敗を恐れない技術
第6章 カープ愛、永遠
著者等紹介
衣笠祥雄[キヌガササチオ]
1947年1月18日京都府生まれ。O型、175cm、73kg。1965年平安高校(現・龍谷大平安高校)から広島東洋カープに入団。1987年の現役引退に至るまで、23年間におよび常に日本プロ野球界の第一線で活躍を続け、最優秀選手賞(MVP)を始め、数々の輝かしい足跡を残す。その間、2215試合連続出場という不滅の世界記録を達成。国民栄誉賞受賞。野球殿堂入り。「鉄人」とは、衣笠祥雄だけに贈られる栄光の称号である。現在、TBSプロ野球解説者・朝日新聞嘱託(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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oyasan
5
カープの人づくり。これは、かなり古いよき時代の話と感じた。いまは、人づくりできてない。残念ながらコーチも監督も育てられていないし、おかげで、選手も素材だけで頑張ってる感じ。ただ、サチはやっぱりすごかった。いっぱい野次ったこともあるけど(笑) 鉄人よ、お願いだ、1年だけでも指導者で帰ってきておくれ。あなたの理論、広岡さんや関根さんから受け継いだ理論をぜひカープで!2015/06/30
けむりの猿
1
誤字が多すぎる。衣笠さんの文章を「原文ママ」で掲載したのかもしれないが、訂正すべき。 「してくださった」「来てくださった」言葉遣いにファンに対するリスペクトが随所に垣間見える。 おそらく1イニング2度の死球を受けた唯一のプロ野球選手。死球を受けても、相手投手を気づかい、片手を挙げ「気にすんな」そんなシーンが思い出される。 「赤ヘル」の生みの親ジョー・ルーツに、まつわる話が面白かった。 ラジオ番組で、今、現役だったらどんな登場曲にしたい?の質問に「グリーン・デイ」の「21Guns 」と答えていたナイスガイ。2022/02/18
tomy
1
★★★カープ黄金時代のルーツは、当時の松田オーナーの情熱と、根本陸夫氏、関根順三氏、広岡達朗氏を招聘したところにある。そして、それを実らせたのはルーツ監督、古葉竹識監督である。今のカープにはその黄金時代にあった情熱やプロフェッショナリズムが足りない。衣笠氏は紳士であるために、他人のことを悪く言わないが、私はこの本から今のカープ首脳陣に対して物足りなさを感じているのではないかという印象を受けた。衣笠氏の言葉は明解であり、こういう人が監督になっていれば、長い低迷期を招くことは無かったのではないか。2015/10/29
Nishiyama Kazutaka
1
正直、カープブームに便乗した形の本という印象。2015年のカープへの期待・見解と、自著伝に近い形でカープというチームの特色を描かれています。全体的に今更感はありますが、衣笠さんは今もカープの事が好きだという気持ちは伝わってきました。1度でいいので現場復帰してもらいたいですね。ちなみに誤字が2箇所ほどあり、気になりました・・。2015/06/30
なんしょん
0
失礼ながらナナメ読みで読了。2015年シーズン前に書かれているため、シーズンへの期待が多く書かれている。その他気になる2軍選手は衣笠さん、解説者、評論家から見てどううつるのか興味深かった。現役時代から考えて野球をやっているのだと改めて感じもう一度カープのユニフォームに袖を通してほしいと感じた。2015/11/15




