歴史―イストリア

個数:

歴史―イストリア

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 400p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784865820508
  • NDC分類 209.4
  • Cコード C0022

出版社内容情報

西洋古代・中世を通じて唯一といわれる女性歴史家、アンナ・コムニニが、ビザンツ帝国を再建した父アレクシオス1世の治績を綴った大著『アレクシアス』の礎となった、夫ニキフォロスによる歴史書を初邦訳。アレクシオスの父の世代から語り起こし、皇帝ロマノス4世がトルコ軍の捕虜となったマンツィケルトの戦い(1071年) 、著者の祖父ニキフォロス・ヴリエニオスの反乱(1077年)、メリシノスの反乱(1080年)までを、若きアレクシオスの活躍とともに活写する。マンツィケルトの戦いを記録した同時代の歴史書4書(抜粋)も収載。解題と詳細な訳註を付す。

内容説明

西洋古代・中世を通して唯一の女性歴史家、アンナ・コムニニを歴史学へと導いた、正統派歴史書!

目次

第1巻(イサアキオス=コムニノスとヨアニス=コムニノス兄弟の教育;イサアキオスとヨアニスの経歴と結婚 ほか)
第2巻(新しい統治;ケサルのヨアニス=ドゥカス、ヴィシニアに退く ほか)
第3巻(ミハイル七世治下における帝国の状況;ニキフォロス=ヴリエニオス、ケサルに推薦される ほか)
第4巻(ヴォタニアティス、国庫の金を使い尽くす;ストラヴォロマノスとヒロスファクティス、使節としてヴリエニオスへ派遣される ほか)
付録 マンツィケルトの戦い―ロマノス=ディオエニス帝の最後の遠征からその死まで

著者等紹介

ニキフォロス=ヴリエニオス[ニキフォロスヴリエニオス]
1080頃?~1137/38年。アドリアヌポリスの有力な軍人貴族の出で、ビザンツ皇帝アレクシオス1世コムニノス(在位1081~1118年)の息女アンナ=コムニニ(1083~1154/55年頃)と結婚し、皇帝の娘婿として外交・行政・軍事に手腕を発揮する。皇后イリニや妻アンナからアレクシオス1世の後継として即位を期待されるも野心的な行動をとらず、アンナの弟ヨアニスが帝位に就くとそれに仕えた。義母イリニの依頼によりアレクシオス1世の事績を伝える歴史書(本書)を執筆する

相野洋三[アイノヨウゾウ]
1941年、神戸市生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程(西洋史学)単位取得後退学、2002年兵庫県立高校を退職後、「ビザンツ帝国海軍組織の研究」により博士学位(歴史学)取得。2023年11月16日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猫耳ありす

0
佐藤双葉さんの『アンナ・コムネナ』が完結し、史実が知りたくて、アンナの著書と生涯について詳しく載っている『歴史学の慰め』、さらに新書の『ビザンツ帝国』も併せて拝読。 登場人物がかなり多く、皇帝が次々変わるので『ビザンツ帝国』で先に顛末と家系図を理解した上で一気に読む。親や親族の名前を子の名前にするから同じ名前が何度も登場する。大変。 小説?と思うくらい詳細に書かれてあって(残酷なシーンもあるけど)面白くて読み進めていくと途中でこの歴史書は終わる。亡くなってしまったので未完とのこと。2025/06/15

Βουλγαροκτόνος

0
硬質な内容なので、イサキオス1世末期からアレクシオス1世即位までの流れを事前に把握し、序文[11]から読み始めるのがおすすめ。それ以前の部分はヴリエニオスの真作ではなく、歴史的背景も煩雑なので後回しで良い▼巻末にはプセロスやアタリアティスらの同時代文献邦訳も掲載されており、比較研究も可能な1冊▼目玉はマンツィケルトの戦い。セルジュークに惨敗した後のロマノス4世の捕囚(あのウァレリアヌス以来の事件!)、驚きの生還、復位への動きが鮮やかに描かれている▼相野先生の遺作とも言える本書。ご冥福をお祈りします。2025/01/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22295669
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品