出版社内容情報
次々と定説・俗説は否定されている。今川義元は天下統一をめざしていない。宣教師からみた光秀は狡猾、秀吉は悪魔。名門受験校のカリスマ教師が満を持して書き下ろしたワクワクする中世史。
内容説明
信長の延暦寺焼き討ちは根本中堂と大講堂のみ、虐殺もなし。長篠の戦いは武田と家康の決戦。百姓は一般人の意味。次々と定説・俗説は否定されている。盛り過ぎ、ホントは違う、真説の日本史。有名進学校のカリスマ教師が満を持して書き下ろした異色の中世史!
目次
第一章 戦国時代のウソ!ホント?(戦国時代を終わらせた“もの”;虚像の信長・秀吉・家康たち;織田政権から豊臣政権への紆余曲折)
第二章 真相?本能寺の変と関ヶ原(「天下分け目」への胎動;随想・本能寺の変とは何だったのか)
第三章 “夜”は明けていた江戸時代(現代日本に通じる江戸時代の再評価;イメージ先行の江戸時代の諸相)
第四章 虚実ないまぜの有名時代劇(それ、時代劇で使ってはいけません;虚実皮膜の“時代劇主役”10選)
著者等紹介
浮世博史[ウキヨヒロシ]
1962年、京都府に生まれる。1987年に大阪教育大学大学院修士課程修了。現在は私立西大和学園中学校・高等学校の社会科教諭。灘中学校合格者数日本一の進学塾浜学園のカリスマ講師として中高受験の指導に当たったあと、進学塾希学園の講師となり、退職後私立四天王寺中学校・高等学校の社会科主任を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すうさん
1
これは面白い!著者はカリスマ塾講師らしいがとにかくたくさんの歴史関係の本を読んでいるのがわかる。司馬遼太郎の本を読んで戦後の日本人が歴史を理解したように、戦国や江戸時代にもそのようなフィクションや噂話の類は沢山あったようだ。古文書などを読む能力も必要だが歴史を俯瞰したり多面的に読む力が大切。本書の後にもさらに覆される歴史が出るかもしれない。科学でないので検証はなかなか難しいがこれが歴史の面白いところ。真実はその場に立ち会ってその当人でないと体感できない。だから時は「今」、人生は「自分自身」が大切なのだ。2025/07/30
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/3153c287-188c-4297-9193-ea982c0409e9 2025/07/04