出版社内容情報
そろそろ住み替えようか、と思ったら読む!
定年後、夫婦二人暮らしがはじまるときは「家の建てどき」だ。子どもたちは巣立ち、余った子ども部屋が荷物部屋になっている。二人で暮らすには広すぎて、掃除が大変になってきた。100年人生に備えて今のうちにバリアフリーにしておきたい……など事情はさまざまだが、安全・安心で暮らせて愉しく長生きできる「長寿の家」にするには何が必要だろうか。
3,000軒を設計した建築家が、「長寿の家」に必要な考え方やポイントをわかりやすく解説。「長寿の家の条件は2S+3F」「柱はできるだけ太いものに」「寝室は引き戸で2つに分けリスク対応」「キッチンの隣に書斎兼『夫婦室』を」「トイレは寝室のそば」「廊下の幅は壁芯で1m以上」「間接照明で目の安らぎと明るさを両立」「空間が広がるスキップフロア」「窓シャッターで安全・安心」などなど。知識ゼロから読め、1冊で「長寿の家」の全容がわかるので、建てるだけでなく、リフォームでも、建売を買うときの基礎知識としても役に立つ。「定年後に家を買おうかな」「そろそろ住み替えようかな」と思ったらまず読む本!
内容説明
「そろそろ住み替えようかな」と思ったらまず読む本!3000軒を設計した建築家だからわかる、安全・安心・快適・便利な長寿の家づくり!
目次
第1章 65歳から夫婦二人で愉しく暮らす(住む人を守る堅固な殻、長寿の家の条件は2S+3F;「場取り」で考えれば、暮らしのかたちが見えてくる ほか)
第2章 健康・快適・便利な家づくり(木の家;風通し ほか)
第3章 プラスを増やす建築マジック(狭さを広さに;明かり、色彩 ほか)
第4章 家でいきいき暮らすためのひと仕掛け(壁面収納を利用して夫婦の歴史を見せるプライベートミュージアム;ワインセラー、茶の炉、自宅に趣味のスペースをつくる ほか)
著者等紹介
天野彰[アマノアキラ]
1943年、愛知県に生まれる。建築家。一級建築士事務所アトリエ4A代表。日本大学理工学部経営工学建築科を卒業。「家は人と同じで一軒一軒違う。家族に合った家をつくる」をモットーに、生活に密着した家づくりやリフォーム、医療福祉施設の設計監理を手がける。建築家集団「日本住改善委員会」、「住まいと建築の健康と安全を考える会」などを主宰し、テレビや講演、新聞、雑誌などを通して「住まいの健康と安全」についても積極的に発言している。通産省産業構造審議会委員、厚生労働省大規模災害救助研究会委員、シニア社会学会理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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