出版社内容情報
体にも心にも効く最新医学の知恵!
筋肉増強の男性ホルモン代表とされるテストステロンは女性の体にも存在し、健康で活力あふれる生活を送るために不可欠なものであることがわかってきました。「やる気」をよみがえらせる一方で、不安や恐怖から心を守り、認知症の進行を抑制する――いいことづくめのテストステロン、じつは年齢とともに分泌量が減っていきます。どうすればテストステロンを増やせるか!
テストステロンに取り組み、日本のメンズヘルスの第一人者が、減少を防ぎ、分泌量を高める方法を明かします。それは、「食生活」のちょっとした工夫です。研究者でもある内田シェフが、とっておきのレシピを提案します。日々の「テストステロン食」で人生が一変します!
【レシピ写真はカラー】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨハネス
4
免疫抑制剤を使っているので「テストステロンが免疫システムを鈍感にし炎症を抑える」効果を期待してしまう。本筋ではないけど「韓国はテストステロン国家マッチョ国家なのでからだが大きい」とあとがきにあったのが興味深い。だから日本人もにんんくなど韓国料理を取り入れるといいとのこと。期待したレシピは、良い食材を無理にフードプロセッサなどで混ぜ合わせたような感じがして、個人的にそそられないのが残念。亜鉛といえば牡蠣と思っていたが肉や魚にビタミンCを合わせるのが良いと覚えておこう。抹茶や粉茶も亜鉛とVCどちらも多く含む。2024/01/19
憂歌
2
男性は脆弱な生物である。テストステロンしかないから。 女性ホルモンのエストロゲンなどに加えて、テストステロンも大量に生産できる女性のほうが生命体として強い。 遺伝子レベルでも、女性はXだけで生きられ、二つ持っているので最初からスペアが確保されている。 男性のLOH症候群も女性の更年期障害よりずっと深刻で出口もない。 この辺は、40代以降の男性の自殺者が多いのと関係あるかもしれないと思った。2024/02/11
Humbaba
1
体は食事によってつくられる。だからこそ、日々の食事はよく考えて判断する必要がある。毎食のこととなると常に真剣勝負というのも難しく、ついあるもので済ましてしまいたくなることもあるだろう。そのようなときにもできるだけよいものを選べるようにするためには、しっかりとしたレシピを持っておくことが有用である。美味しくて健康にもよいレシピがたくさんあれば、今ある材料で簡単に作ることもできるし、店に行っても選択肢が増える。2024/11/18
Humbaba
1
同じように年を重ねたからと言って、同じように変わっていくのかと言えば決してそのようなことはない。すぐに活力を失う人もいれば、年を経て尚元気で積極的に物事を取り入れていく人もいる。その違いの要因は一つだけということはないだろうが、食生活が影響を与えているのもまた事実である。積極的に様々なものを食べるようにして何かに偏らせない。油もできるだけ体に良いものにしておけば、活力は保つことができる。2024/05/12
Ccgrego
0
食事改革を始めようと思った!ただバランスが偏らないかが少し心配2023/01/10