甦る戦災樹木―カラー版 大空襲・原爆の惨禍を伝える最後の証人

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甦る戦災樹木―カラー版 大空襲・原爆の惨禍を伝える最後の証人

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865813852
  • NDC分類 653.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

炭化、洞、蘇生!身近な大樹が伝える惨禍!

終戦から78年。大空襲・原爆の惨禍を生々しく現代に伝える存在がある。戦災した樹木だ。
戦災樹木は、大空襲・原爆の火災をくぐり抜けた樹木である。炭化したり、洞が残っていたり、歪な形になったりしたまま蘇生しているものもあれば、枯死したまま保存されているものもある。その損傷を残した姿は、当時どのように火災が広がったのかということや、その火災や爆風の激しさを物語る。

本書はこういった戦災樹木を、写真とともに紹介する。東京だけで214本、ほかに戦災樹木と推定されるものは約160本。そのほか、新潟の長岡や栃木の宇都宮、大阪など全国の都市や、広島・長崎の被爆樹木も取り上げる。当時の証言、状況の説明とあわせて読むことで、空襲の恐ろしさ、またそのような状況をもたらした戦争について考える。歴史的労作!

◆オールカラー

内容説明

炭化、洞、奇形…。樹木が伝える戦争の惨禍!燃える町、逃げ惑う人々―あの日、樹々は何を見たのか。空襲の生々しい損傷を残す全国の樹々から、戦争と戦後を考える。歴史的労作!

目次

第1章 東京の戦災樹木(東京の戦災樹木について;皇居・千代田区・中央区;港区 ほか)
第2章 全国の戦災樹木(全国の戦災樹木について;宮城県;新潟県 ほか)
第3章 広島・長崎の被爆樹木(戦災樹木と被爆樹木;広島と長崎の被爆樹木;広島県 広島の被爆樹木分布図 ほか)

著者等紹介

菅野博貢[カンノヒロツグ]
1963年に生まれる。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)。(財)国際開発センター研究員を経て、明治大学農学部准教授。日本建築学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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17
広島や長崎の原爆にあってもなお生き続けるクスノキやソテツ等の数多の樹木。枯死してしまった樹木。締め殺しの木と呼ばれるアコウが巻き付いたことで、枯死しても尚、その姿をとどめつづける沖縄の首里城のアカギ。浅草寺は23区内でもっとも戦災樹木が多い土地。考えてみれば80年も生きている樹はもれなく戦争を知ってる木なのだよなあ…。2023/10/08

MASA123

9
8月は、図書館で戦争をテーマにした展示が行われる。戦災に遇った樹木の写真集とはめずらしい。 子どもの頃、堺市の小学校の近くにも、途中で折れた太い幹だけの木があって、そこは囲いがされていて、小さな祠や賽銭箱があり、清掃もされていて、たまに、手を合わせているお年寄りを見かけた。なにか、神聖な場所だと思っていたが、戦災の記念碑として保存された樹木だったのだ。大阪には枯死した木を大切にしている場所が多いそうだ。戦災にあっても樹勢を回復し奇妙なかたちに青々と葉を茂らせている樹木にも感動する。 2023/09/06

takao

1
ふむ2024/09/08

tnk

0
焼夷弾や原爆に焼かれながらも今に残る木々を200カ所以上取り上げる労作。黒焦げの表面や大きく歪んだ姿は、惨禍の光景そのものを今に伝える。ただ、戦災樹木の定義や認定方法は、理論・実践的に深める余地が大きいと感じた。2025/01/16

ぞだぐぁ

0
タイトルの「蘇る」はあんまり合ってない感。 木造住宅を焼く事を重視した空襲を受けた日本だけにあるとされる戦災樹木について、事例が多い東京都で一章、その他の県、最後に広島・長崎での被爆樹木で一章と言う構成の現在も残る(切り株だけだったり、調査中に伐られてしまった物もある)それらを紹介する本。 どのようないわれがあるかとか、文章で述べられた特徴的な箇所等が写真に撮られている。 大抵は傷を負って再生した箇所とかモルタルやらなんやらで補強したって所なんだけど、油を取るための傷痕なんかも移されている。被爆樹木(続く2023/11/24

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