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出版社内容情報
人間、何があろうと、どこでも生きていける!
大阪西成の貧困譚。ホームレス・かっちゃんの人生の日々をモノローグでまとめている。
かっちゃんは子供のときから、継続することが苦手、学習塾経営の父親から進学などで何かと便宜をうけるが、ことごとく失敗。家出して西成にたどり着き、日雇い労働と遊んでいる日々と生活保護受給を繰り返している。
西成には、手配師、不動産屋、大家、シェルターが入り乱れた生きるための独自のインフラがあり、貧困の人々が生きていける。人間、どこだって生きていけるを実感してしまう本。
内容説明
人間、何があろうと、どこでも生きていける!?大阪西成の貧困譚。
目次
第1章 全部捨てる
第2章 つかいもんにならん
第3章 ほんまもん
第4章 どこにも行けん
第5章 来ます行きます
第6章 明確な理由なし
第7章 なんもない
著者等紹介
かっちゃん[カッチャン]
1978年、徳島県に生まれる。父親は学習塾を経営。岡山の大学に入学するも半年で退学、20歳のとき家出、この頃から借金生活に入る。22歳のとき夜行バスで大阪西成へ。土木作業員など日雇い仕事で転々。2009年に生活保護を受給するが、2カ月でやめる。その後、生活保護を受けたりやめたりの生活を続ける
中川波佳[ナカガワナミカ]
1975年、大阪府に生まれる。米エンブリー・リドル航空大学から米ステッソン大学に編入し生命科学を専攻。卒業後は大阪大学大学院医学系研究科医科学の修士号を取得。その後、中国復旦大学へ語学留学。帰国後、社会的弱者・少数者の人権や動物の権利問題に関心を抱き、国際人権団体、子どものための国際援助団体(ヨルダンのシリア難民キャンプ)、釜ヶ崎等でボランティアに従事。現在はホームレス等社会的弱者の取材活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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