絶縁家族 終焉のとき―試される「家族」の絆

個数:

絶縁家族 終焉のとき―試される「家族」の絆

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月07日 02時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865813234
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

親子ほど不可解で答えのない関係はない!

2021年5月6日、NHK「クローズアップ現代+」が、家族問題をテーマにした「親を棄ててもいいですか?~虐待と束縛を越えて~」を放送し、SNS上で大きな反響を呼んだ。これは、家族関係に悩み、絶縁状態に苦しんでいる人がいかに多いかを示すものだった。

親子愛・家族愛信仰が強固な日本では、親子の縁は容易く切れるものではない。親からの虐待、ネグレクト、過干渉や束縛に悩んできた40代、50代の人が老いた親から解放されたくても、親も社会も子が親の面倒をみるのは当然と考えている。 

問題を抱えた家族とその葬送について7年にわたり取材を重ねてきた著者が、“絶縁家族”の実態と、絶縁状態のまま家族の死を迎えた人の苦悩を浮き彫りにするノンフィクション。

内容説明

親子ほど不可解で危険で、答えのない関係はない!「自分の死を家族に知らせないで」という余命3カ月の女性、父の葬式に出ることを拒まれる長女、ヤクザだった父の死を受け止める息子―。“絶縁家族”の実態と、絶縁状態のまま家族の死を迎えた人の苦悩を浮き彫りにするノンフィクション!

目次

序章 多くの人が“家族”に苦しんでいる
第1章 絶縁家族のおみおくり
第2章 絶縁家族の乾いた別れ
第3章 絶縁の彼方に見たもの
第4章 悩める家族を救うお助け人
第5章 「弔う」ことの意味を求めて

著者等紹介

橘さつき[タチバナサツキ]
1961年、東京に生まれる。早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。日本葬送文化学会常任理事。自身に起きた問題をきっかけに、問題を抱えた家族の葬送を取材。「これからの家族の在り方と葬送」をテーマに執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

89
ひとり暮らしの家がどんどん増えている。昔のように子供が多くいた時代は終わり兄弟は自分の他は一人や二人が多い。家族の絆というような状況も少なくなってきていると思う。その家族の中で絶縁という状況が現れれば当然のように誰かが亡くなった者の後始末をしなければいけない。様々な書類や届け、親しい者へのへの連絡、相続の問題、遺品の片付け他、私も関わったことがあるがかなりの負担。人間、お骨になっても誰がどうやって引き取り、お墓を守るのかという時代は終わりつつあるのかな。私は献体を考えています。2024/10/16

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

20
著者は家族と葬送をテーマにし、日本葬送文化学会に所属されてるライターさん。一般的な葬送ではなく絶縁関係にある家族の死によってどんなことが起きるか、どう対応すべきなのか、親と絶縁し損ねた身としてはたいへん参考になりました。巻頭にある著者自身の体験はいろんなケースを見てきた私でも慄く恐ろしさ。親孝行なんて呪いの言葉としか思えない。関わりたくない親の葬儀や納骨をどう行うか、頼りにすべきNPOもあるようでマジためになる。自分の後始末のことも準備しておかなくてはと思わされました。2022/05/12

ykshzk(虎猫図案房)

19
最初は他人の家の痴話喧嘩を読んでるだけかと後悔したのだが、それだけでもなかった。「終焉のとき」が焦点となる理由は明白で、役所の手続きや様々な儀式の際に家族が必要になるからだ。何をもって絶縁というか?という議論もあると思うけど(例えば、とにかく体裁が大事という一人の采配の元で形のみを保っているような家族は沢山あるはずで、彼らが縁を保っているかは怪しいが、そういう家族は終焉の時も取り繕えるはずなのでここでは問題とならない)。どうしても合わない家族が体裁保持や面倒回避のために無理に頑張ることはないと思える本。 2022/01/31

ごへいもち

17
テーマには興味があり読みかけたものの何だか読みづらくて挫折2024/11/16

K1

13
人は決して一人でこの世に生まれ、一人で生きてきたわけではない。家族を含めた他者との関わりの中で生きている。生きざまは死にざまー人生を自分らしく生きることー時には立ち止まって、じっくりと考えてみる必要があると思った。2022/01/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18982762
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品