虐待の子だった僕―実父義父と母の消えない記憶

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虐待の子だった僕―実父義父と母の消えない記憶

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865813142
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

過去の記憶と厳しい現実、どう脱却するか!

現在は社会的養護活動を行う著者の、30年分とは思えない嵐のような人生の告白。婚外子、無国籍、義父からの虐待、児童養護施設での日々、最愛のフィリピン人の母の死、日本人の実父や義父への憎悪、就職先でいきなり背負わされた多額の借金、孤独、周囲の応援の重圧、信頼できる大人たちとの出会い、「家族」への憧れ、義父との再会――。

「母に危害が及ぶのが怖くて、虐待されていることを誰にも言えなかった」「施設に入って寂しくなるということはなかった。それまでもずっと孤独だったから」「施設は虐待されない安心・安全な場所。帰る場所がなくなる、施設退所後のほうが大変だった」と語る当事者ならではの言葉の数々。傷を負った子どもは、どのように過去を糧にし、どんな社会を思い描いて進むのか。世の中にいる、無数の虐待被害者・社会的養護経験者の声も届ける。

内容説明

婚外子、無国籍、義父からの虐待、施設での日々、最愛の母の死、帰る場所のない社会、脱却、成長―過去を糧に、社会的養護活動を行う当事者の、嵐のような人生!

目次

第1章 虐待の日々
第2章 施設での暮らし
第3章 母の死
第4章 青春時代
第5章 社会の荒波
第6章 自分のルーツ
第7章 過去との対峙
第8章 「当事者」として生きていく

著者等紹介

ブローハン聡[ブローハンサトシ]
1992年、東京にてフィリピン人の母、日本人の父の間に婚外子として生まれる。4歳から11歳まで、母の結婚相手(義父)から虐待を受ける。11歳のときに小学校の先生が虐待に気づき、保護されて児童養護施設へ。14歳のときに母を乳がんで亡くす。施設卒園後は病院の看護助手、ドコモショップなどで働く一方、フリーのモデル・タレントとして活動。現在は芸能活動を続けながら、埼玉県の一般社団法人コンパスナビで、社会的養護出身の若者の居場所・拠り所をつくる「児童養護施設退所者等アフターケア事業(クローバーハウス)」に携わる。また、児童養護施設出身者として、セミナーやトークイベントなどへの出演やYouTubeの配信など、積極的に当事者活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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isso

4
児童養護施設で育つということを可哀想と言う人も居ると思う。でもそれは大人が勝手に貼ったレッテルなんだということは知って欲しい。 そこで生きる子は何も悪くない。逞しく生きている1人の人間に過ぎない。 我々は彼らの人生をどうサポート出来るのか2025/01/05

FUJI燦々

2
自ら虐待をうけつつも育ち、現在支援する側に回っている方のこれまでの経験を振り返っての著作。虐待は皆で一丸となってなくしていくようにしなければなぁという気持ちになった。実体験があるからこそ気が付く支援のあり方など参考にできる点も多いのではないだろうか。2024/11/13

青と緑

2
合わせて図書館から借りた本が、「虐待を受けた子を支援する大人たちの視点」だったのに対し、こちらは「虐待を受けた当事者の視点」の本。同時に読むことで、社会的養護が必要な子供たちのことについてより多角的に知ることができた。「あまりに辛い時は意識を寸断する」「常に気が抜けず、警戒して生活する」など、前者の本でまさに読んだようなことが語られていた。また、彼がその後の人生を生き抜くための拠り所として、土台に「愛された記憶」「愛してくれた母親との絶対的な信頼関係」があったことは大きいと感じた。2023/09/13

ゆるこ

2
図書館でふと手にとって、一気に読んだ。 彼が、一人の人間として、自分のことばで個人の体験を淡々と語る先に、彼個人の経験が社会の中に位置づけられて、視野が拡がっていく感じがした。 児童養護施設の職員として、勉強になるところも嬉しくなる内容も沢山あった。 さあ、明日も頑張ろう。 私も一人の人間として、今まで経験してきたこと勉強してきたことを全部使って、全身で、誠実に仕事するしかないねと思ったよ。 できるとかできないとか言っててもしょうがない。2022/01/15

海戸 波斗

1
オススメ。タイガーマスク等のお涙ちょうだいシーンが大好物で感動ポルノをシコリ過ぎてゲロ吐く日々を反省しました。ありがとう!目が覚めました。2021/12/02

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