出版社内容情報
90歳、今なおいかに生きるかを模索、挑戦!
昭和・平成から令和へ――齢90歳を超えるNHK元国民的アナウンサーが、90歳になっても今なお、いかに生きるかを問い続ける。戦前の幼少期、ひと晩で10万人が亡くなった悪夢のような東京大空襲、戦後の混沌と新しい価値観の中で送った青春時代、北国でのささやかで、それでいて心に残る出会い。
NHKに入局して、アナウンサーの枠を超越して数多く高視聴率番組を担当、さらに世界各国に赴き、現地で出会った多様な人々、人生の軸となるような教えを授け、また体験をさせてくれた3人の恩師、NHK定年後は大きな感動を与えてくれた「日常塾」「あおもり塾」「こころコンサート」や伝承芸能の復元。そして否応なく訪れる身体の不調と孤独。平和の希求と「令和」という新しい時代への思い。90年の長き人生をいかに生きるか、今も続く模索、挑戦を書き下ろす。
内容説明
90歳、いまなお、いかに生きるかを模索・挑戦!戦前・戦中・戦後の昭和・平成・令和を疾走!価値観が激変する世紀を生き抜く充実と困難を問う!
目次
90年の生涯に思いをはせる
歴史の転換点を生きるということ
何のための戦争なのか
「三つ子の魂百まで」は真理です
なぜ、歴史は繰り返すのか
師と仰ぐ3人の先生
10代の感動が人生を輝かす
拾う神は自分の外側に、捨てる神は内側にいる
文明が人の心を分断する
わが生涯から抹消したいあの2日
「意志」と呼ぶ強く清澄な心
大きな感動を与えてくれた人々
平和の合言葉「武器よ、さらば」
「象徴」とは、国民が創造する心の最善の形でしょうか
行く道を指さして教えてくれる人がいる
わが心友達よありがとう
穏やかで静かにほほ笑みあえる世の中を
自分との別れ
著者等紹介
鈴木健二[スズキケンジ]
1929年(昭和4年)に東京に生まれる。1952年にNHK入局、翌1953年からテレビ放送が始まると、「クイズ面白ゼミナール」などあらゆる分野の数々の番組で新境地を開拓、驚異的な視聴率を記録し、博覧強記の国民的アナウンサーと呼ばれて親しまれる。1988年(昭和63年)定年退職後は一転して社会事業に専心。熊本県立劇場を拠点に、私財を投じて文化振興基金を設立。過疎で衰退した地域伝承芸能の完全復元を通して数々の村を興し、多数の障害者と県民の愛と感動の大合唱「こころコンサート」を最高1万2000人参加で、全国で7回制作上演して文化と福祉を結ぶ。70歳で青森県立図書館長に転じ、「自分で考える子になろう」を旗印に約200の小学校で押しかけ授業をし、読書の普及を図る。75歳で退職。この間テレビ大賞、日本雑学大賞、ゆうもあ大賞、文化庁長官表彰他多数を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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