出版社内容情報
正しく知ってさえいれば、命は助かる!
日本人は、2人に1人はがんに罹ると言われている。「がん=死」と考えがちだが、がんのなかでも罹患数(がんになる人の数)の高い胃がん・大腸がん(男女とも胃がん・大腸がんは上位3位以内に入る)は、早期に発見すれば治る。また、生活習慣を見直したりすることで、がんになるリスクを下げることもできる。それにも関わらず、胃がんと大腸がんで年間10万人が亡くなっている。
そこで本書では、年間2000件の内視鏡検査・治療を手掛ける医師が、胃がん・大腸がんを早期に発見し治す方法、検診や治療法についての不安や疑問点を、100問100答でやさしく解説。検診には盲点もあり、ポイントを押さえておくことが重要。「自覚症状がでたときは、もう治ることは難しいですか?」「がんは遺伝しますか?」「がんの自然治癒はありますか?」など、数々の素朴な質問に真摯に答える。胃がん・大腸がんについての正しい知識を身につけて、自分や家族の大切な命を守るために、ぜひ手元に置いておきたい1冊。
内容説明
100問100答で、がんの不安が消える!年間2000件の内視鏡検査・治療を手掛ける医師が、真摯にお答えします!
目次
第1章 胃がんを治す、防ぐ!(「がん」の特徴とは何ですか?;胃がんは何種類あるのでしょうか?;30代でも胃がんになりますか? ほか)
第2章 大腸がんを治す、防ぐ!(「大腸がん」は死亡数が多い病気ですか?;大腸がんは何種類あるのでしょうか?;大腸がんの症状にはどんなものがありますか? ほか)
第3章 がんとはどう向き合えばいいのか(がんは遺伝と関係しますか?胃がん、大腸がんの家系はあるのでしょうか?;がんで余命何年というのはありますか?;がんの自然治癒はありますか? ほか)
著者等紹介
近藤慎太郎[コンドウシンタロウ]
1972年、東京都に生まれる。医学博士。北海道大学医学部、東京大学医学部大学院卒業。日赤医療センター、東京大学医学部附属病院、山王メディカルセンター内視鏡室長、クリントエグゼクリニック院長などを歴任し、現在は近藤しんたろうクリニック院長。消化器の専門医として、これまで数多くのがん患者を診療。年間二〇〇〇件以上の内視鏡検査・治療を手掛ける。特技はマンガを描くことで、マンガやイラストを使い、正しい医療情報をわかりやすく伝えることをモットーとしている。日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会指導医、日本人間ドック学会専門医、日本医師会認定産業医などの資格を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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