火山大国日本 この国は生き残れるか―必ず起きる富士山大噴火と超巨大噴火

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火山大国日本 この国は生き残れるか―必ず起きる富士山大噴火と超巨大噴火

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865811827
  • NDC分類 453.821
  • Cコード C0044

出版社内容情報

世界一の火山大国日本には、いつ噴火してもおかしくない「待機火山」が300もある。いま何をすべきかを明らかにする!迫りつつある危機にどう備えるか!

「なんか、噴火多いよね、最近。大丈夫なの?」と素朴な不安感を感じる人は多いはず。日本列島は2011年3月11日に1000年に一度とも言われる超巨大地震が発生し、火山噴火の状況が大きく変わり、富士山の大噴火がぐっと近いものに。3・11直後、富士山近くで大きな地震が発生し、極めて危険な地殻変動のデータが計測されたのだ。

日本列島が今の形になったのが300万年前、この時から現在まで、現代の日本人が経験したことのない、超巨大地震「巨大カルデラ大噴火」と大地殻変動が何度もこの列島を襲っている。巨大噴火は地震と違って、予測が可能。世界に例がない300もの火山が密集する火山大国なのに「大変動」知らずの日本人は、「備える」ことに目覚める必要がある!

●巻頭に「日本列島の待機火山分布地図」と「火山災害カレンダー」付き

第1章 300もの火山が密集する日本列島
第2章 巨大火山噴火とは何か!?
第3章 なぜ日本には火山が多いのか
第4章 日本列島の巨大火山災害の恐怖
第5章 火山列島に暮らす危険値

巽好幸[タツミヨシユキ]
著・文・その他

内容説明

世界一の火山大国日本には、いつ噴火してもおかしくない「待機火山」が300もある。3・11超巨大地震で日本の地殻は変動、富士山は一触即発状態に。さらに、「巨大カルデラ大噴火」も追っている!いま、何をなすべきかを明らかにする!

目次

第1章 300もの火山が密集する日本列島(「死火山」「休火山」はもはや死語、増え続ける活火山;近い将来、日本の活火山数が112になる可能性も ほか)
第2章 巨大火山噴火とは何か!?(神話のストーリーと火山との関係;マグマの性質が噴火の多様性を生み出す ほか)
第3章 なぜ、日本には火山が多いのか(太古の地球は「マグマの海」に覆われていた;巨大隕石の衝突が大規模な火山活動を起こした可能性 ほか)
第4章 日本列島の巨大火山災害の恐怖(確認できる最古の噴火は榛名山の噴火;日本史上最大の噴火とされる富士山貞観噴火の結果 ほか)
第5章 火山列島に暮らす危険値(火山噴火の驚くべきエネルギーを表す「噴火マグニチュード」;大規模噴火は数十年に一度起きるというのは本当か? ほか)

著者等紹介

巽好幸[タツミヨシユキ]
神戸大学海洋底探査センター教授。1954年、大阪府に生まれる。日本の火山学の第一人者。理学博士。専門はマグマ学。1978年、京都大学理学部を卒業。1983年、東京大学大学院理学系研究科博士課程を修了。京都大学総合人間学部教授、同大学大学院理学研究科教授、東京大学海洋研究所教授、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球内部ダイナミクス領域プログラムディレクター、神戸大学大学院理学研究科教授を経て、2016年、同大学海洋底探査センター教授となる。2003年に日本地質学会賞、11年に日本火山学会賞、12年に米国地球物理学連合(AGU)N.L.ボーエン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

85
”この国は生き残れるか”。不安を煽るような仰々しい副題がついているが、内容は至って真面目。日本列島に多くの火山が密集している理由をプレート・テクトニクスに基づき基本から大変わかり易く説明。なぜ関西・中国地方に火山が少ないか?などについても納得。火山の成因や噴火のメカニズムについても詳しい。そして本題、巨大カルデラを生成するような超巨大噴火、特に南九州にある鬼界・姶良などでの破局噴火の発生に対し警鐘を鳴らす。過去の実績は1万年に1回、つまり100年に1%。想定死者数は1億2千万人。どう考えたら良いのだろう?2020/10/14

くらーく

4
国は残るだろうけど、人はほとんどいなくなるかもねえ。落ち着いたら、喜んで移住?してくる人たちはいるでしょうねえ。 カルデラ噴火が起きるかもって時、予測したとして、どうやって避難します?誰を選ぶ?どこに避難するの?海外?どのくらいの期間?誰が責任を持ちます?まあ、無理だなあとしか思えないですわ。それも運命として受け入れるしか無いんじゃないのお。九州の縄文人もそうやって?滅亡したのだろうし。 そんな破局的噴火が起きるまで、火山大国の恩恵を享受しましょうよ。2021/07/07

ままごん

3
パニック小説読んで、正しく怖がる、のが私の防災意識(?)ですが、それよりもはるかに怖い、現実と向き合う1冊です。今すぐに沢山の対策をとらなければたぶん日本は生き残れないのではないかと思うのに、全く動かない、あるいは見当違いの方向に進む日本。もう心配を通り越して、絶望しか見えないのは私だけでしょうか。2019/03/22

takao

2
ふむ2022/06/08

Hisashi Tokunaga

2
火山学会、火山学、マグマ学という系列の中で生まれた警世の書。古代神話の中でギリシャ・ローマ・日本神話には火山との関係が通底していることの指摘。低頻度超巨大災害の政治的とらえ返しの必要性指摘。火山学の知見から我日本を捉えると、間違いなく日本は壊滅的打撃を受けることを改めて知る。「日本沈没」というほどセンセーショナルではないが、自然に対しての無策を突かれると生き残るすべを失うとの予感を持つのでした。火山学ってやっぱり難易度高そうです。2019/03/29

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