内容説明
ひとり暮らしで気をつけていることは。病気や病院とどうつきあっていくか。日々大事にしていることは。いま望むのは、悔いの残らない生き方をすること。今日をいちばんいい日にする!ひとりでも孤独にならない生き方!
目次
第1章 まいにち「自然体」で暮らす(長生きしたいわけじゃない;寝ていたってしょうがない ほか)
第2章 感情的にならずに気分よく生きる方法(おだやかに過ごしたいから;「夜が面会時間」だった夫につきあって ほか)
第3章 病気や病院とどうつきあっていくか(多少の不調は当たり前と割り切って;九七歳で初体験した入院生活 ほか)
第4章 ひとり暮らしで気をつけていること(なんといっても日々の食生活;乳製品のおかげ ほか)
第5章 100歳を目前に思うこと(七〇代の試練;家族を見送って思うこと ほか)
著者等紹介
吉沢久子[ヨシザワヒサコ]
1918年、東京都に生まれる。家事評論家、随筆家。文化学院卒業。文芸評論家・古谷綱武と結婚、1984年からはひとり暮らし(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
102
『今日をいちばんいい日にする!』来年1月に100歳になられる吉沢久子さん。まだまだ現役、「いつボケても、いつ死んでも、後悔のない生活をおくっています。」97才まで入院したことが無いと言う吉沢さんの言葉は貴重だ。誰もがこの方のような老後を送れるわけもないが、もはや人生100年時代を感じる今日この頃、多少の不調はあたりまえと思って自然体でがんばるか~と自分に活をいれた朝読の1冊でした。肯けるところも沢山ありましたよ。『楽しむこと』これが秘けつかも・・読書に浸れる日々を過ごす私は恵まれすぎか?2017/11/04
Makoto Yamamoto
3
100歳が目に留まるようになったのは昔々、niftyの人生後半戦Forumから。 以後、人生100歳として、50歳まではゼロ歳、50歳を過ぎたら100歳と(受け狙いも入れて)、言ってきた。 「生きじたく」とはいい表現。 昨年来、長寿の佐藤愛子、瀬戸内寂聴さん等長寿の方々の本を読んだ。今回の吉沢久子さんとの共通点は、メチャ前向き、明るい、人が大好き! それと感謝の言葉が多々ある。 長寿の秘訣かもしれない。 2018/01/14
at@n
2
100歳を目前に書かれた一冊。夫の文芸評論家・古谷綱武氏を通した作家たちとの交流が書かれたものはこれまで読んだことがなかったので興味深かった。物がない時代を過ごした経験から断捨離に抵抗があり、亡くなったら家ごとブルドーザーで破壊してもらえばいいというのが目から鱗で元気のいい提案だなと思った。「生き」支度という言葉もその表れだろう。2020/10/22
もも吉
2
いいですね。こういう先達がいてくれるだけで行く道が明るく照らされているようです。が若いときに切磋琢磨された人だからとしたら、我が身を思うと微妙です。が都合の良い所だけ取り入れたいと思いました。2018/08/25
Shi-mo
2
自分の身を律し、一つひとつを考えて生きる。手本としての生き方を教えていただきました。2018/07/01