「つくる生活」がおもしろい―小さなことから始める地域おこし、まちづくり

個数:

「つくる生活」がおもしろい―小さなことから始める地域おこし、まちづくり

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月08日 16時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865810851
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

衰退期に入った日本で内向きにならず、生きるのに楽しい社会をつくる模索が全国各地で。その最前線をサポートする著者の全力報告!生き心地のいい小さな社会が生まれている!

前作『農的な生活がおもしろい』から、さらに進化。衰退期に入った日本社会で、どうすれば自分の生活基盤を立て直すことができるか、居場所をつくることができるかを、各地に出向きサポートし、その現場(長野県飯田市、千葉県柏市、北海道富良野市、愛知県豊田市など)をレポート。人びとが孤立しあい、「生きる力」の育成ができないような社会に未来はない。円(カネ)よりも縁(つながり)が、一人ひとりが社会のフルメンバーとして生きる実感を感じられ、一歩でも前へ進む駆動力を発動させる。これからの日本社会のあり方を提案する問題作!

はじめに 見えない「つくる」をつくる
第1章 下り坂社会のただなかで
第2章 人とつながる、社会とつながる
第3章 一人ひとりが社会のフルメンバーとして生きる
第4章 小さな「社会」をたくさんつくる

牧野篤[マキノアツシ]
1960年、愛知県に生まれる。1988年、名古屋大学大学院教育学研究科博士課程を修了。名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授を経て、2008年より東京大学大学院教育学研究科教授。もともと近代中国教育思想ならびに社会教育・生涯学習が専門だが、それに加え、日本のまちづくりや高齢化・過疎化問題、多世代交流型コミュニティの構想と実践に取り組んでいる。
著書には『生きることとしての学び』『認められたい欲望と過剰な自分語り』(以上、東京大学出版会)、『シニア世代の学びと社会』(勁草書房)、『農的な生活がおもしろい』(さくら舎)などがある。

内容説明

いま生き心地のいい小さな社会が続々と各地で生まれている!人が戻りたくなる居場所をつくる!下り坂社会のただなかにあっても、人が心地よく暮らせる社会、地域をつくるための模索が全国各地でなされている。その最前線をサポートする著者が示す、これからの生き方!

目次

第1章 下り坂社会のただなかで(小さな国の衰退期;うら悲しさの内実 ほか)
第2章 人とつながる、社会とつながる(長い箸の寓話;呪いの言葉を掛けあう社会 ほか)
第3章 一人ひとりが社会のフルメンバーとして生きる(楽しく幸せに暮らすための日々の「学び」;貧困の連鎖にくさびを打つためにも ほか)
第4章 小さな「社会」をたくさんつくる(「消滅可能性都市」が流行語に;「地方消滅」がまきちらす心理 ほか)

著者等紹介

牧野篤[マキノアツシ]
1960年、愛知県に生まれる。1988年、名古屋大学大学院教育学研究科博士課程を修了。名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授を経て、2008年より東京大学大学院教育学研究科教授。もともと中国近代教育思想ならびに社会教育・生涯学習が専門だが、それに加え、日本のまちづくりや高齢化・過疎化問題、多世代交流型コミュニティの構築などにも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

54
まさに今、自分自身の主要なフィールドの一つである、地元の小学校区のありようを考えるのに最適な1冊。課題認識、その根底にある社会の動き、それに対する対応の指向性並びに思考。先ずは、今を知り、今を表出することから始めること。すぐに活性化という三文字に終始するが、活性化の意味を考え、そこにいたる中長期のストーリーを考えること。やあり、人は社会の一員であり、社会との関係性の維持が基本だと思う。それは、細くてもよく、維持すること。そして、関係する輪を広げていく。以前読んだ本にある「小さな変化を数多く起こす」こと。2023/02/22

壱萬参仟縁

37
基準がない中で比較優位の競争をすることで、向上することは不可能です。比較優位をとるためには、最初から自分を高みに置いて、相手を潰すことしかできません。いがみあうだけで、多様な価値に覆われた、楽しい社会をつくることをやめてしまいます。これが、不機嫌な社会の正体(7頁)。牧野教授によると、日本の場合、高齢化率は最大で42%が予測されているという(30頁)。社会の本当の問題とは、今の社会を問題だと見てしまう自分そのものをきちんと見ようとしていないということ(35頁)。2018/03/15

きいち

31
「乗り気がしないということがまちづくりの大敵」まさに!生涯学習も同じだ。リカレント推進は歓迎するが、この視点は常に持っておきたいと思う。◇生涯学習が専門の著者が、飯田、柏、泰阜、岐阜と各地の事例をもとに広い意味の学びである「まちづくり」の事例を紹介。そこから、学びを通してつながることの楽しさ、その影響力の大きさを、競争とお客様意識が跋扈する不機嫌な社会への処方箋として示す。◇プラグマティックに見れば、楽しさを鍵にするほうが投資としても優れている。それなら経済人的な考え方しかできぬ人にも伝わるかな?頑張る。2018/09/02

RYOyan

17
人が集まって生活を営むから社会が生まれる。こうあるべきと上から押し付けるのではなく、自然と生まれてくる繋がりが周りに影響を与えていく。そのお金に愛はあるか!?人間らしい生活って!?2017/05/18

まっちゃん

4
各地域ごとでの小さな取り組みの積み重ねが日本を変えていくんだなと思います。中央集権的であったり、ヒエラルキー的であったり、それにすがるような姿勢であってもいけないですし、自らが主体性を持って物事に向き合って行く中で、少しずつ変わっていけるのだと思います。自分もそれを目指しつつ、多くの場所で多様性が尊ばれる社会となることを願っています。2020/12/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11283611
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品