両親の送り方―死にゆく親とどうつきあうか

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両親の送り方―死にゆく親とどうつきあうか

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865810622
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人生の末期、親と子の立場は逆転する。両親を看取った看護師が本音で描く、親の老いと衰えへの戸惑い、怒り、葛藤。親子だから難しい実親の驚愕の変化!どうしようもない現実に何ができる?

看護師歴30年の著者は72歳の父親、80歳の母親(女性評論家の吉武輝子)を見送りました。「老いと病は人を変える」と500人以上の患者を看取ってきた著者は書きます。酸素ボンベを使わざるをえない状況なのに「あなたには迷惑をかけない!」と言って出かけようとする母親に振り回される周囲。「人の手を煩わせてまで、なんて思っていても、たぶん年を重ねれば宗旨替えするに違いない。人間はそうそう潔くはできていない」いつの間にか親を怒ってばかりの鬼娘になってしまい、親と子の立場が逆転する思いもよらない現実!「両親の送り方」に正解はないのでしょうか。

1章 死ぬのも死なれるのも未体験
2章 老いと病は人を変える
3章 やるだけのことはやった満足感
4章 女は人生の最終コーナーをどう回るか


宮子あずさ[ミヤコアズサ]
1963年、東京都に生まれる。1983年、明治大学文学部中退。1987年、東京厚生年金看護専門学校卒業。2000年に父、2012年に母を見送った。母は女性評論家の吉武輝子。1987年から2009年まで東京厚生年金病院に勤務し、内科、精神科、緩和ケアなどを経験。看護師長も7年つとめた。勤務のかたわら大学通信教育で学ぶ。2013年、東京女子医科大学大学院博士後期課程修了。博士(看護学)。現在は精神科病院で訪問看護に従事するかたわら、大学非常勤講師、執筆活動をおこなう。
著書には『看護師という生き方』(ちくまプリマー新書)、『訪問看護師が見つめた人間が老いて死ぬということ』(海竜社)などがある。

内容説明

人生の末期、親と子の立場は逆転する。両親を看取った看護師が本音で描く、親の老いと衰えへのとまどい、葛藤、泣き笑い。そして最期のとき!実の親だからこそむずかしい!やったという満足感を得られるのか!?

目次

第1章 死ぬのも死なれるのも未体験(死をどのように迎えるか;あきらめの達人だった父の死 ほか)
第2章 老いと病は親を変える(親と子の立場が逆転するとき;老いと病気で衰えていくパターン ほか)
第3章 やるだけのことはやった満足感(母の最後に後悔なし;親から解放されるということ)
第4章 上手に老いてゆくために(いつまで働きつづけるか;人生のリスクと向きあう ほか)

著者等紹介

宮子あずさ[ミヤコアズサ]
1963年、東京都に生まれる。1983年、明治大学文学部中退。1987年、東京厚生年金看護専門学校卒業。2000年に父、2012年に母を見送った。母は評論家・作家の吉武輝子。1987年から2009年まで東京厚生年金病院(現JCHO東京新宿メディカルセンター)に勤務し、内科、精神科、緩和ケアなどを経験。看護師長も七年つとめた。勤務のかたわら大学通信教育で学ぶ。2013年、東京女子医科大学大学院博士後期課程修了。博士(看護学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山猫

15
もう送るべき両親がいないので、諦めました。_| ̄|○2020/03/10

Shimaneko

14
タイトルがダイレクト過ぎて手に取りにくい、というか売れにくいんじゃないかと要らぬ心配をしてしまうくらい、読んで良かったと思える1冊。親子の関係は十人十色だけど、看護師である著者の体験談から得るところは少なくない。老いや病は人を変えてしまう。どんなに知的だった人も、食や排泄の話題ばかりがメインになってくればやりきれない。確かに、老い衰えた人に潔さを求めるのは酷なんだろうなぁ。死にゆく親の向こうに、自分たちの老いも視野に入ってきた50代以上のオトモダチにお薦めしたい良書。2016/10/20

Humbaba

9
老いはだれにでも訪れるものではあるが、人はずっと同じように暮らすことは出来ない。誰であれ歳を取ると昔と同じようなしっかりと思考はできなくなってしまう。それに対して怒りを覚えてしまうのは避けがたいことではある。しかし、そうやって起こっていても何も問題は解決してくれるわけではない。それよりは次どうするかを考えたほうが建設的だろう。2016/10/11

みそさざえ

5
直面すべき時が近づいている。その覚悟を持って読み始めた。著者は看護師、母上は著名人と、必ずしも当てはまることばかりではないが、それでも老いは平等に訪れ、人を変えていく。これから超えるべき試練を考えると、気が重くなる。2023/09/16

むりかもまるがお

1
看護師の著者が父親と母親を送ったことなど2023/01/30

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