出版社内容情報
日本人はイスラムの敵か、味方か!?複雑なイスラム問題を国際政治学者が敵と味方の視点から明快解説!基礎からわかる画期的な入門書
イスラムは日本の敵なのか、味方なのか!?
イスラム過激派テロ、イスラム国(IS)の日本人人質殺害事件で大きく揺れた2015年。今後、イスラムを知らないではすまされない時代になった。いまイスラム教徒であるムスリム人口は世界に16億人。4人に1人がイスラムという一大勢力なのだ。
本書は「イスラムの敵と味方」という視点で、社会、歴史、外交などイスラムをめぐる国際情勢を読み解くはじめての入門書。日本人はイスラムの敵ではないと思っているが、はたしてどうなのか? イスラム同士の結束は強いのか? アメリカはいつからイスラムの敵か? イスラムは自由や民主主義を受け入れないのか? 欧米諸国はイスラムの民主化を願っているのか? イスラムの教義をどのように社会に反映させるのか? 難民問題という新たな火種、など意外な視点と基礎知識が得られる73の問題を解説!
第1章 世界に押し広がるイスラム社会
第2章 日本人にはわかりにくいイスラム教
第3章 イスラムをめぐる生と死の戦いの歴史
第4章 現代イスラムの敵と味方
第5章 これからのイスラムの結束と殲滅
【著者紹介】
1972年、大阪府に生まれる。横浜市立大学文理学部卒業、日本大学大学院国際関係研究科博士後期過程単位取得満期退学。新進気鋭の国際政治学者。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学などで国際政治学、国際協力論、アフリカ研究などの講師を務める。日本大学文理学部人文科学研究所研究員。著書には『世界の独裁者――現代最凶の20人』(幻冬舎)、『対立からわかる! 最新世界情勢』(成美堂出版)、共編著には『21世紀の中東・アフリカ世界』『グローバリゼーションの危機管理論』『地球型社会の危機』『国家のゆくえ』(以上、芦書房)などがある。他に論文多数。
内容説明
イスラムは日本人の敵なのか、味方なのか!?複雑なイスラム問題を国際政治学者が「敵と味方」の視点から明快解説!
目次
第1章 世界に押し広がるイスラム社会(イスラム社会はどこにあるのか;中東、アジア、アフリカのイスラム社会は同じか ほか)
第2章 日本人にはわかりにくいイスラム教(イスラムの特徴とは?;イスラムとユダヤ教、キリスト教は「同じ神」を信仰しているのか ほか)
第3章 イスラムをめぐる生と死の戦いの歴史(国家とは何か;国はどうやってつくられるか ほか)
第4章 現代イスラムの敵と味方(アメリカはいつからイスラムの敵になったのか;ロシアはイスラムの敵か ほか)
第5章 これからのイスラムの結束と敵対(グローバル・ジハードは鎮静化するか、活発化するか;「周辺部」でイスラム過激派は台頭するか1 中央アジア ほか)
著者等紹介
六辻彰二[ムツジショウジ]
1972年、大阪府に生まれる。横浜市立大学文理学部卒業、日本大学大学院国際関係研究科博士後期課程単位取得満期退学。新進気鋭の国際政治学者。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学、東京女子大学などで国際政治学、国際協力論、アフリカ研究などの講師を務める。「Yahoo!ニュース個人」「BLOGOS」オーサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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