出版社内容情報
地球とは何か、東日本大震災を経て地質学はどこへ向かうのか? 前日本地球惑星科学連合会長・元日本地質学会長が熱く語る。
地球の現在と歴史を知る学問「地質学」は自然をどうとらえているのか,それはどのような一般性と独自性を持つのか,著者のこれまでの研究者人生をふりかえりつつ,研究史をたどりながら考察を加える.前日本地球惑星科学連合会長・元日本地質学会長として本分野を牽引してきた著者から,地質学のみならず科学の現状と将来へ向けての力強い提言の書.
第一章 古典地質学の方法
第二章 歴史科学としての地質学
第三章 プレートテクトニクス革命
第四章 地質学と哲学
第五章 現代地質学の方法と自然観
付録 これから論文を書こうとする若い読者のために
【著者紹介】
木村 学:東京大学大学院理学系研究科教授
内容説明
地球とは何者か?東日本大震災を経て、これからの地質学はどこへ向かうのか。地質学をリードしてきた著者が熱く語る。
目次
第1章 古典地質学の方法
第2章 歴史科学としての地質学
第3章 プレートテクトニクス革命
第4章 地質学と哲学
第5章 現代地質学の方法と自然観
付録 これから論文を書こうとする若い読者のために
著者等紹介
木村学[キムラガク]
1950年北海道夕張市に生まれる。1981年北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。香川大学教育学部講師・助教授、大阪府立大学総合科学部教授を経て、1997年東京大学大学院理学系研究科教授。2006‐2008年日本地質学会会長。2007‐2012年日本地球惑星科学連合会長。現在、東京大学大学院理学系研究科教授、(独)海洋研究開発機構地球内部ダイナミクス領域招聘上席研究員(兼)、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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