感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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コルバンの研究: アナール派史学に影響を受け感覚の歴史に新たな視点 嗅覚ー他の感覚に比べ軽視 嗅覚と社会: プルジョワジーの身体感覚・政治学に関連 快楽の背後に暴力・特に嗅覚に関連する暴力的な側面 文化的洗練と暴力排除: 感覚の文化的洗練→暴力の排除と抑圧 暴力の隠された側面 嗅覚の歴史的変遷: 社会的背景や文化的要因と関連 悪臭に対する恐れ・衛生意識の高まり→嗅覚の変容促進 近代・嗅覚の役割: 病気や衛生に関する新たな感受性・社会の規範を形成する要素 嗅覚に対する警戒心←公共衛生や社会秩序を維持に重要2025/01/23
Yoshi
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パリを中心にしたにおいの歴史を描いている。 公衆衛生と政治や工業、農業などのその時の産業を含むにおい、そして香水や匂いを作る事に関する話等興味深かった。 最後の締めにも書いてあったが現代は視覚の時代で、嗅覚の話は中々されないなか、においとは強烈な支配を及ぼす感覚でもありこうした歴史を知ることは、その時代を知る事にもつながるのではと感じた。2025/07/30
takao
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ふむ2025/02/27
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- 和書
- 東京の川と海のいきもの