感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
47
読み終わって呆然としました。私が産まれた年に書かれた本が、まったく古いものに感じられないです。常に欧米列強諸国に搾取されてきた豊かな大地。簡潔で事実に即した文章は力強く、日本語に訳されても土と血の臭いが立ち上ってくる。今読み終わってただただ呆然としている理由は、彼らの状況に変わりがないことかもしれません。素晴らしかった。2024/06/30
荒野の狼
4
私が本書を読むきっかけとなったのは、チェ・ゲバラやフィデル・カストロ関連の本や映画を複数見る機会があり、ラテンアメリカ諸国の歴史的背景を学ぶ必要を感じたからである。「チェ・ゲバラのような人物はこれまでに沢山いた」という表現は目にしていたのだが、本書を読むと、何故、チェが立ち上がったのか、また、歴史的にチェのようにラテンアメリカの真の独立のために死んでいった英雄がラテンアメリカ諸国にいたことがわかる(例、エミリアーノ・サパータとパンチョ・ビージャあるいはパンチョ・ビリャp224)。2024/11/27
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