グリーンランド―人文社会科学から照らす極北の島

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グリーンランド―人文社会科学から照らす極北の島

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  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865783957
  • NDC分類 297.8
  • Cコード C0036

内容説明

北緯59度から83度、大部分が北極圏に位置し、面積は日本の約6倍、エスキモーとスカンディナヴィアの人たちとの合流の地であるグリーンランドは、同じ遺伝子ルーツを持つアラスカ、カナダのエスキモーに比して、西(エスキモー)と東(非エスキモー)の世界観とが釣り合いを保ちながら混淆していると評される。人類学、政治学、歴史学、宗教学、文学など人文社会科学の知見を持ち寄って、その混淆の輪郭をたどり、この世界最大の島における人間の営みを多角的に描き出す、日本で初めての論集。

目次

序章 なぜグリーンランドを論じるのか
第1章 節合×分節 エスキモー社会をめぐるまなざし
第2章 イヌイット×ノース人 中世における異文化接触とレジリエンス
第3章 貿易×交接 グリーンランド貿易の成立とイヌイット社会
第4章 魂×神 キリスト教宣教と伝統の改変
第5章 時間×空間 文化へのタイム・トラベル
第6章 民族誌×植民地主義 「穏健な支配」と儀礼の衰退
第7章 国家×共同体 デンマーク国家のゆくえ
第8章 セドナ×人魚姫 先住民表象の解体と人魚文学研究
終章 これまでとこれからのグリーンランド

著者等紹介

高橋美野梨[タカハシミノリ]
1982年山梨県生まれ。北海学園大学准教授。専門は国際関係学、デンマーク・グリーンランドを中心とした北極政治。2012年筑波大学大学院人文社会科学研究科一貫制博士課程修了。博士(国際政治経済学)。著書に『自己決定権をめぐる政治学―デンマーク領グリーンランドにおける「対外的自治」』(明石書店、2013、第4回地域研究コンソーシアム賞登竜賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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榊原 香織

56
ステュアート・ヘンリ(本多)先生も書いてる 以前お世話になったことあり。当時も美しいおじい様でビックリしました。人類学の対象としてのグリーンランドとチョッビっと北欧としてのグリーンランド。2024/01/07

びっぐすとん

13
図書館本。うわー、今年一冊目の挫折本。新聞書評みて借りてみたけれど、そもそもグリーンランドに関する知識がなさすぎた!「自殺率がものすごく高いらしい」くらいのことしか知らなかったから。キーワードはグリーンランドだが、内容は多岐にわたる。先住民であるイヌイットとヨーロッパからの移民の文化が混じり合った文化、自治や独立などの政治的な問題、何も知らなかったので知れただけでも良しとしよう。人魚の話も興味深いが、こちらも基礎知識が乏しいために難しかった。人魚研究家がいることにも驚いた。降参😓2024/01/12

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