内容説明
軽やかで深い、作家と画家の本音トーク!
目次
1 “存在”ということ(“存在ということ”への執心;「色」を考える―私が感じているもの;夫婦ということ ほか)
2 “人間”とは(母との山中逃避行;理想の女性は、聖母なのか;建具職人だったおじいさん ほか)
3 未来へ(介護と制作;爆弾を抱えた夫と生きる;筆をおく瞬間を見きわめる ほか)
著者等紹介
村田喜代子[ムラタキヨコ]
1945年、福岡県北九州市八幡生れ。作家。1985年、自身のタイプ印刷による個人誌『発表』を創刊。1987年『鍋の中』で芥川賞、1990年『白い山』で女流文学賞、1992年『真夜中の自転車』で平林たい子賞、1998年『望潮』で川端康成賞、2014年『ゆうじょこう』で読売文学賞、2019年『飛族』で谷崎潤一郎賞をそれぞれ受賞
木下晋[キノシタススム]
1947年、富山市生れ。画家。東京大学工学部建築学科講師、武蔵野美術大学客員教授、金沢美術工芸大学大学院教授などを歴任。17歳の時、自由美術協会展に最年少で入選。81年渡米。帰国後、鉛筆による表現に取り組む。“最後の瞽女”小林ハル、谷崎潤一郎『痴人の愛』モデルの和嶋せい、元ハンセン病患者の詩人桜井哲夫、パーキンソン病の妻らをモデルに創作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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