出版社内容情報
浅海 伸夫[アサウミノブオ]
著・文・その他
内容説明
「歴史総合」副読本としての必携の書!『昭和時代』(全5巻)『検証 戦争責任』(全2巻)を手がけたベテランジャーナリストが、世界―日本関係が急速に深化した明治~大正期の歴史を、「世界の中の日本」の視点から、立体的かつダイナミックに描く!
目次
第1章 黒船襲来、開国へ大転換(なぜペリーは日本に来たのか;幕府は事前に知っていた;「おろしや国」のプチャーチン;徳川祖法の「鎖国」捨てる;ヨーロッパ近代から吹く風;強大だったアジアの帝国;清帝国に「西からの衝撃」)
第2章 攘夷の反攻、回天の維新(日米修好通商条約で政変;「攘夷」とは何だったのか;咸臨丸、太平洋を渡る;オランダ、英国へ留学生;英パークスvs仏ロッシュ;飛謄する志士・坂本龍馬;「最後の将軍」最後の選択;クーデターで政権樹立;その頃、朝鮮半島では)
第3章 万機公論と万国公法(「万機公論に決すべし」;「万国公法」って何だ?;江戸無血開城の裏側で;「東京」が生まれるまで;異彩を放つ「北方政権」;戊辰戦争、敗者の側から;「明治国家」誕生のとき;ビスマルクとガリバルディ;廃仏毀釈と「廃城」の跡)
第4章 いざ行かん、未知の国へ(西洋文明を実地体験;米大陸横断鉄道の旅;「金ぴか時代」のアメリカで;「国民皆学」と「国民皆兵」;津田梅子と大山捨松;大久保利通とイギリス資本主義;ビッグ・ベンと凱旋門;日本、近隣諸国ときしみ;高まる征韓論、波乱の政局)
著者等紹介
浅海伸夫[アサウミノブオ]
1951年生まれ。中央大学法学部卒。74年、読売新聞(東京本社)入社、横浜支局に配属。82年から18年間、政治部記者。その間、政治コラム『まつりごと考』連載。世論調査部長、解説部長を経て論説副委員長。読売新聞戦争責任検証委員会の責任者、長期連載『昭和時代』のプロジェクトリーダーを務めた。現在は同社調査研究本部主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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