感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
59
2020年初出。内容として二年前ならかなり理解できそうだが、ウクライナ危機を考えると、さらに増補が期待される本と思う。かなりの図解で理解を助けるのはよいこと。数式もΣが出てきて、慣れないとわからないものの、図解も多数あるので、挫折はしないと思う。副題を逆にしてみると、我々はトリレンマ、三重苦と実感される。そこへ来て、インフレや円安、ウクライナ危機の諸々の将来不安だ。好著。2022/04/19
Go Extreme
3
過去が未来をどう制約するかを理解すること 困惑的な出来事を分析すること パンデミック、経済、制度変化 根本的不確実性の時代 緊急事態から健康・経済・自由の「トリレンマ」へ 医療・教育・文化を中心とした発展様式は出現しつつあるのか 超国籍的プラットフォーム資本主義と国家資本主義――その加速と弁証法 国際関係は解体に向かうのか ユーロは終焉に向かうのか 危機からの出口――経済・社会・政治を埋めこみなおすこと 未来は開かれている 歴史的出来事をリアルタイムで分析することは可能か2021/04/01
takao
1
ふむ2025/01/10