声なき人々の戦後史〈上〉

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声なき人々の戦後史〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 369p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865781236
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0036

出版社内容情報

現代史を裏側から抉る自身の仕事の全貌を語る。
戦後の高度経済成長が進行する表舞台の裏で、一体なにが進行していたのか? 国鉄民営化、三池炭坑大争議、“自動車絶望工場”で労働者に寄り添い、狭山事件で差別と闘い、最近の「さよなら原発」その他の活動でも、一貫して現場に立つ姿勢を崩さないルポライターとして仕事してきた鎌田慧が、自身の半生を初めて語り下ろす!

鎌田 慧[カマタサトシ]

出河 雅彦[イデガワマサヒコ]

内容説明

“自動車絶望工場”などの労働問題、いじめ自殺などの教育問題、水俣病、イタイイタイ病などの公害・環境問題、「戦争をさせない」1000人委員会、原発をめぐる渾身のルポと反原発運動…戦後の豊かさとは何だったか!?

目次

第1章 ルポルタージュを書きたい
第2章 開発と公害の現場を歩く
第3章 辺境と底辺(1)―コンベヤー労働の体験
第4章 辺境と底辺(2)―出稼ぎと「合理化」
第5章 管理教育といじめ自殺
第6章 原発列島を行く(1)―開発幻想と現実
第7章 原発列島を行く(2)―国策の犠牲者たち
第8章 原発列島を行く(3)―民主主義を守る

著者等紹介

鎌田慧[カマタサトシ]
1938年生まれ。新聞記者、雑誌編集者を経て、フリーのルポライター。労働、開発、教育、原発、沖縄、冤罪など、社会問題全般を取材、執筆。またそれらの運動に深くかかわる。主著に『六ヶ所村の記録』(毎日出版文化賞受賞、岩波現代文庫)など

出河雅彦[イデガワマサヒコ]
1960年生まれ。新聞記者。92年朝日新聞社入社。社会部などで医療、介護問題を担当。2002年~13年編集委員、2013年~16年青森総局長。医療事故や薬害エイズ事件のほか、有料老人ホーム、臨床試験について取材。著書『ルポ医療事故』(朝日新聞出版)で「科学ジャーナリスト賞2009」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おさむ

37
不屈のルポライター、鎌田慧氏の自叙伝。徹底して現場、労働者の視点にこだわり続けるその姿勢には改めて感服します。自動車、兵器、そして原発の核燃料廃棄物処理。1970年代の日本の高度経済成長期を影で支えたのは、下請け労働者たちだった。そんな事実を突きつけられます。去年のNHKの朝ドラ「ひよっこ」はまさにこの時期を描いた面白いドラマでした。出稼ぎや中卒の労働などが取り上げてられていましたが、明るい話に終始していました。やはり暗部を描くのは朝ドラには似つかわしくないという判断だったんでしょうね。下巻へ。2018/05/22

コギー

1
思うところあって、図書館で借りて読む。2017年刊行。 戦後日本の「経済成長」は、立場の弱い人々にリスクを押しつけることで達成された。特に元号が昭和から平成になり、日本経済が「成長」を目標とする時代は終わった。だが、リスクを押しつけられる人々の割合はむしろ増えている。筆者のその主張や尤もだが、その背景には、中国、韓国、台湾といった日本の近隣諸国の著しい台頭や、インドなど東南アジア諸国の経済成長もある。それら日本の近隣諸国の経済成長と絡めた見方も含めたレポートであってほしかった。2020/06/23

泉を乱す

1
下巻まで読めるか果たして2018/02/08

コギー

0
三度目の再読。2020/06/29

コギー

0
再読。鎌田のルポは、最近の人たちには、ややもすると「干物」と間違えられてしまうようなテーマのものが少なくない(それは筆者だけの問題ではなく、編集者にも責任がある)。しかし、ノンフィクションの巨匠、大宅壮一がかつて若き日の鎌田に教えたように、「ルポは干物ではない」ということを鮮明にしなければならない。2020/06/26

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