出版社内容情報
「ドストエフスキー的キリスト教」とは何か?
前作『聖書論 ?・?』で旧約・新約両聖書の構造を大胆に分析し、画期的かつ根源的なキリスト教観を提示した哲学者が、ドストエフスキーの5大長編世界に見られるドストエフスキー的「キリスト教」の思想的特質――イエス主義・大地信仰・社会主義――をあぶり出し、その独特のキリスト教解釈と文学との関係を解明する。
[附]5大長編人物相関図/索引
清 眞人[キヨシマヒト]
●清眞人(きよし・まひと)
1949年生まれ、早稲田大学政経学部卒業、同大学院文学研究科哲学専攻・博士課程満期修了。元、近畿大学文芸学部教授。
本書に深く関連する著書としては、『《想像的人間》としてのニーチェ――実存分析的読解』晃洋書房、2005年。『遺産としての三木清』(共著)同時代社、2008年。『三島由紀夫におけるニーチェ――サルトル実存的精神分析を視点として』思潮社、2010年。『村上春樹の哲学ワールド――ニーチェ的長編四部作を読む』はるか書房、2011年。『サルトルの誕生――ニーチェの継承者にして対決者』藤原書店、2012年。『大地と十字架――探偵Lのニーチェ調書』思潮社、2013年。『聖書論 ??』藤原書店、2015年。他多数。
内容説明
ドストエフスキーは、キリスト教に何を見出したのか?好評を博した前著『聖書論1 2』で旧約・新約両聖書の構造を大胆に分析し、画期的かつ根源的なキリスト教観を提示した著者が、ドストエフスキー後期五大長編『罪と罰』『白痴』『悪童』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』に見られるキリスト教の思想的特質をあぶり出し、その独特のキリスト教解釈と文学との関係を解明する。
目次
第1章 社会主義とドストエフスキー
第2章 ドストエフスキー的キリスト教の諸特徴
第3章 「少女凌辱」というテーマの比重と問題位置
第4章 汎神論的大地信仰とドストエフスキー、そしてニーチェ
第5章 「カラマーゾフ的天性」とは何か?―悪魔と天使、その分身の力学
第6章 ドストエフスキーの小説構成方法論
終章 ドストエフスキーと私の聖書論
著者等紹介
清眞人[キヨシマヒト]
1949年生まれ、早稲田大学政経学部卒業、同大学院文学研究科哲学専攻・博士課程満期修了。元、近畿大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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